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feel at Syyson 建築模型の世界

■建築模型屋のブログ■

昨日もご紹介したマンション模型、
納品時の完成形全貌ご紹介します。
縮尺1/60のアクリル模型です。

まず南面、バルコニー側。


隣地からの人の目線だとこんな感じでしょうか。


1階部分はワークルームつき。
マリオン(縦に入っている茶色の部分)の間にもアルミ手摺入ってます。
一直線ではない吹き付け壁を挟んだヘコみがあったりするバルコニーだったので、手摺の取付は1日作業になりました。


手摺といえばこのガラス手摺、透明とはいえない型板ガラス(デコボコしたスリガラス状のもの)の表現を要求されたため、1枚1枚全てスリガラス状のシートを貼っています。


今回の物件、柱梁と壁、吹付けの手摺と全てモノトーンで色が違ってます。吹付だけで5色、タイルが面状違いの同一色も表現方法を変えて5色、更に床仕上げと軒裏と防水と全部色変えてます。
写真って伝わりにくい…
あと背かご付きのタラップもちょっとしたこだわり。


北面通路側。
これもまた見えてませんが、窓の面格子や両サイドの部屋には門扉、侵入防止柵や格子手摺なんかも図面通り入ってます。


変形の敷地だったため敷地全部を入れると1.8m×1.2mの大きな模型になりました。
大通り側エントランスから。
敷地南側道路はずっと傾斜で登っています。
実は傾斜地って結構模型屋泣かせなんです…


そしてクライアント様の熱いご希望で製作した隣地お寺の参道。


立駐は1階部分の視線を遮らないように透明で製作。
緑の多い立地です。


北側から。


外構パーツもこだわって作りました。
クライアント様からも好評だったエントランスタイル。

分かりにくいですが外を囲んでるタイル壁、色分け+スリット+照明+目隠しフェンスって全部きちんと作り込みしてます。


こんな感じで最終チェックも無事に終え、納品完了となりました。
これだけの大きな物件は本当に大変でしたが、その分やりがいも十分。

そして製作場所提供や仕上げのアドバイス、搬入などお世話になりっぱなしだった前会社や製作側に理解ある依頼側の担当者様、事務所内の場所確保や移動などで日々いっぱい助けてくれた事務所パートナーにも感謝感謝の思い入れ深い物件になりました。
1人で製作してます、とは言ってもたくさんの助けあってここまでやれてるんだな、とほんとに実感してます。

さて、ほっと息つく暇もなく次の物件スタートしてます。
ひとつひとつ、思いを込めて、気合入れて、製作していきたいと思います。

Yuka

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久しぶりの更新。
最近はちょと大掛かりなマンション模型の製作に追われておりました。
縮尺1/60、15階建てのマンション。
敷地がかなり変形なこともあり、模型は1800×1200、
建物だけでも高さ800くらいある模型になりました。

仕上がりとしてはこんな感じ。
なのですが…

8畳間一室が私の作業部屋、そこに所狭しとレーザーと塗装ブース、4台のパソコンに囲まれて日々製作している私にはどうしたってできるはずのない規模なのです。
出来る限りは事務所スペースで製作しましたが、最終的には前会社協力のもと、広いスペースを確保してもらい仕上げることができました。

ただ完成までには数々の大変なことがありまして…

何にしてもこの大きさはネックでした。
製作途中、事務所作業中がこんな感じなのですが、


大きさの感じがわかってもらえるでしょうか?
作業台にしている机に乗る大きさとしてもかなりギリギリ。
だんだん部品が付くにつれて重みも増し、1人で持ちあげれる重量としてもかなりギリギリ。
うちの塗装ブースに入るサイズとしてもかなりギリギリ。
その上打合せで修正がかかれば


破壊!
そして製作途中塗装の乾燥待ちをしていたら、作業台から落ちて半壊するなんてトラブルにも見舞われたり…

敷地の製作には作業部屋を飛び出し玄関で作業。


これがまたオシャレ照明は全く照度足りなく夜作業難航。
高低差けっこうある物件でもあったので、ここの場所では3分割にした状態までの製作が限界でした。

更に更にこの物件色の塗り分けが通常のマンションに比べかなり多い!
塗り分けの指示書がこんな具合。



いや~ほんと大変でした。
ここまで大きな規模のお仕事は今の事務所になって初めてだったので、
学ぶことも次への課題もたくさんあったのですが、
製作ストップの指示待ちの期間も含めて2ヶ月ちょっと、
無事に先日納品を済ませ、クライアント様にも喜んでいただけました。

そんな完成模型写真のご紹介はまた明日。

Yuka

前回ご紹介した撮影スタジオに納品に行った模型、

どんな模型だったかというと、家婚-うちこん-をイメージできる、そして憧れを持てる模型が欲しいというご依頼でした。

家婚とは…簡単に言ってしまうと家を建てると新居を会場とした家婚(人前結婚式)がサービスでついてくるというメーカーとブライダルサロンの共同企画。
現在モニターを募集している段階で、実例となる資料はなく、建物も間取り図が何パターンか参考までにと用意されていたのみ、あとはお任せというかなり腕を試されるご依頼。
でも私、こういうお仕事大好きなんです!
最初の打合せの時からもうワクワクしっぱなし、どんな雰囲気にしようか、どんな表現にしようかと頭の中グルグル。

ターゲットとなるのはほぼ花嫁に絞られ、一般住宅でもこんな結婚式ができますよ、とイメージできる華やかさ、パーティー感を出していきましょうということになり、とにかくまずはベースとなる建物の設計から入りました。

外観にこだわりは入れずむしろ普通の家っぽく、特徴的なイメージを付けないためスタディー模型のように白一色、中を開けてびっくり!というのがご依頼者様の意図でもあったので、外はとにかくシンプルに、中の雰囲気で魅せる模型を目指しました。

内装イメージなどだいたいは最初に決めていましたが、細かな装飾などは作りながら考えて足していきました。

そして出来上がった模型!
1/24というちょっと大きめの模型ならではの人目線の写真が撮れるのも魅力です。

ガレージの花越しに中を


明るいオレンジがテーマカラー


キッチンにも花を


カウンターとキッチン奥の壁にはレンガタイルを貼りました


ナチュラルなフローリングとアンティーク調の扉はこだわり
ウェルカムボードもあります。


ガレージも会場の一部


人が入ると賑やかな感じに


吹き抜け横の2階部分もオープンに


隣では花嫁が準備


上から。梁にも植栽で飾り付けしました。
階段を降りて登場する新郎新婦が想像してもらえるでしょうか?


エントランス
外観では唯一色を入れた場所です。


それでも外観はこのシンプルさなんです。

今回の模型、依頼主様にもすごく喜んで頂きました。
「すごいですね~、バッチリです!楽しそうですよね~」
など嬉しい言葉をたくさんいただきましたが、
それはもうこちらとしても本当に楽しいお仕事でした。

実はあまり女性らしい華やかなデザインが得意ではない私ですが、
『女性ならではのセンスを存分に発揮して下さい』
とのご要望に、結婚の決まった幸せいっぱいの女性がどんな雰囲気を好むか、
どういった模型を見てこの家婚に憧れを持ってもらえるかいろいろ考え、
細かい作りこみの段階では普段見えない私の中にもあった女性らしさの部分が存分に出せたのではないかと思います。

初めてのご依頼でここまでガッツリ任せて頂いた依頼主様には本当に感謝しています。
ひとつひとつ、こうして自分のアイディアも入れつつ形にしていける模型のお仕事がまた更に好きになった今回のお仕事でした。

ありがとうございました!

Yuka

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今日は模型の納品へ。
実際展示される場所に置かれる前にスタジオで撮影をするとのことで
撮影スタジオが納品先となりました。


成人式やら何やらきちんと撮影してもらうような機会をひたすらすっぽかしてきた私には、こういった撮影スタジオって初めてで、ソワソワしながらも子供の晴れ姿を見る親心のような気持ちで見守っていました。
スタジオではなかったものの、ちょっと前に雑誌に取り上げて頂いた際、プロのカメラマンさんに私自身も撮って頂く機会はありましたが、模型が撮影される様子を遠目で見てるほうが私にはあってるかな~
やっぱり作品をよく見てもらえるのが1番嬉しいですから。

そして照明や撮影環境でここまで見え方が違うものかと思い知らされると、もっと小さい、模型が撮影できるだけで十分なので撮影スペース欲しい!って思っちゃいます。

ただ今回の模型、実は私も事務所でデジカメとスマホと両方で記録用の撮影をしたのですが、スマホのコンパクトさでしか撮れない良さがいっぱいある!
ある程度縮尺的に大きさのある模型だったので、人目線の写真とかが撮れるんです。
そこはカメラマンさんもものすごく高価らしい大きなレンズのカメラを前に
「その位置では撮れないもんなぁ…」
と嘆いてました(笑)


とはいえ自分の作った模型がこんなちゃんとした形で撮影をしてもらって、綺麗に撮ってもらえるというのはすごく嬉しく本当にいい経験をさせて頂きました。

この模型の詳細はまた次回。
プロのカメラマン泣かせの(いや、本人は『泣きませんよ!』と言い切ってましたが…)スマホ写真と共にご紹介したいと思います。

Yuka

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フリーペーパー咲楽名東区版に掲載されました。
しかも表紙&特集まで組んで頂きました!!

名古屋近郊では駅や店舗などに設置されていたり、
各家庭に配布されたりと、結構見ることの多い『咲楽』

名東区版のエリア限定にはなりますが、ありがたいことに
2回目の掲載にして表紙と見開きの名東ブランドというコーナーでの特集。

~掲載記事はこちら~

前回の掲載時、「次回はもっと大きく取り上げさせて下さい」と言っていただき、
そこから2ヶ月というスピードでの今回の掲載でした。

前回のワークショップメインの記事から今回は模型職人としての部分をクローズアップした内容になっています。
取材と撮影、2日にわたって事務所まで来ていただきました。

1日目の取材では前回も担当してくれた若い女性ライターさんと、友達とおしゃべりするかのように模型を始めるきっかけから今に至るまで、模型に対する思いなどに加えプライベートなことまで交えて聞かれるまま思いつくままにお話させてもらいました。
仕事に励む女どうし、私より若い彼女ですが凄く尊敬できるところもあり分かり合えるところもあり、あっという間の2時間ほど、とはいえそれを文字数の限られた記事にするのは大変な作業だったと思いますが、本当に私のここ10年ほどと今の思いをギュッと盛り込んでくれました。

そして2日目の撮影ではいつものAlizéでやっているワークショップの雰囲気で。
お友達にも受講者としてご協力いただき、狭い部屋に編集部の方やカメラマンさんたち総勢8名ほどがひしめき合う中、
「女子会っぽい楽しそうな雰囲気で!」
と言われてもどうしていいやら…と思っていた中、参加者のノリの良いお友達のマジ女子トーク炸裂でそこにいた全員から笑いが起こる、笑顔どころか爆笑な勢いの撮影会。
見てくれた人からも
『いい表情されていますね』
と言って頂けるほどの写真が表紙を飾ることになりました。


~撮影時の様子~

4月1日に発行された咲楽。
いろいろな方から反響や「おめでとう」の言葉を頂いています。

模型の仕事を始めて10年、独立からはまだ1年ちょっと、
このような形で私の仕事や思いをたくさんの人に知って貰える機会をいただけたのはほんとうに嬉しくて、担当してくれた編集部の方を始めこれまで協力してくれたり励ましをくれたたくさんの方に本当に感謝の気持でいっぱいです。

これからもSyyson design works 、Alizé 共にこれまで以上にがんばっていきたいと思います!!
皆様今後ともよろしくお願いいたします!!

Yuka

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