お久しぶりの謎ぞぉ(但し風邪っぴき中)

先のひと冬、全く引かなかった風邪をここへ来て引いてしまったらしく
一昨々日位から喉の痛みとガラガラ声、更に昨夜は腹を下して何度も手洗いにと…何とも難儀なことであります。
今日は仕事をお休みさせて貰い、その空いた時間の慰みにとこうしてブログを書いておる訳なんですが(苦笑)。
さて、そんな中話のタネとして選んだのは…
昨年に実家から引き上げてきた旧いミニコンポの話題!

私が中学の頃、近所の電器屋さんの店頭で一目惚れをし親にねだって買って貰ったものです。
Aurex――オーレックス:当時の東芝に於ける家庭用オーディオブランドの銘柄――製の…
嘗てには勇名を馳せていたメーカーの最新製品でして、そのシャープな(東芝製品やけどな!笑)外見とあまりのコンパクトさに
“日本の製造技術ってやっぱ凄い!”
などと、幼いながらに感銘を覚えたものでした←昭和四十年代生まれの感性故。
さて、この凡そ35年前のミニコンポ…実はまだ動くんですよ。
いや、そうであって欲しいと思って結構重たい筐体とスピーカー一組を
えっちらおっちら一時間掛けて持ち帰った訳なんですが、正直音が出た時にはちょっとした感動がありました(笑)。
カセット部は流石にウンウン、と唸るばかりで正常に動作はしませんが、段ボール箱へ仕舞っておいたアンプとチューナー部は完動。
因みに購入当時、是非モノであったレコードプレーヤーは…阪神淡路大震災の折りに台座からふっ飛んだのを機会にお蔵入りにしてあったので手元には現在ありません。
ですがこれへついてはまた別のお話しになってゆく予定でもあったりします。
現在の自身の耳で聴いてみたなら、果たしてどんな具合に聞こえるのだろうか――?
偏に興味があったのは実はそんな部分でした。
ONKYOのミニコンポから再び音楽を楽しむこととなった我が身にとって、思い出の彼方にあった古い品物が奏でる、奏でていた音が一体どう聞こえるものかと本当にわくわくしながら準備に取り掛かりました。
再生側の機器として最初に繋いだのはSONYのゲーム機【プレステ2】。
次いで試したのはPanasonicのBlu-rayレコーダーといった具合でしたが、結果良好な組み合わせと判断をしたのはブルーレイの方でしたね。
所謂DAC…デジタル/アナログコンバーターと呼ばれる部分の性能が違うのではないか?との印象を受けました。
まぁ…出力された音声信号を受ける側のアンプの性能自体が、そもそもどうなんよ?と言えるような状況であったりするのですがね。
心配していたスピーカーの経時劣化による性能低下については、これが意外に使用に堪えているといいますか

(写真から判断して頂くと判ると思いますがかなり小さいでしょ?笑・一番下でスタンド代わりなのが嘗てのメインスピーカー)
鳴らしてゆくにつれスピーカーなりに充分な雰囲気を醸し出して来ているようにも思えて来ました。
“再エージング”?をするつもりでまだまだこいつとは付き合ってゆく予定でおります。
余談です。
そんなこんなでこちらの旧いミニコンポばかりを構っていたら、急にメイン機である処の
ONKYO N7-NXのCD部がうんともすんとも動かなくなりました……
もしかして、妬いて拗ねてしもたんかな?!
現在は様子見しておりますが、いずれまた修理に出さねばならないかもです。
可愛い奴め、こいつぅ(苦笑)。