昨日のブログに続いて、二度目のピリリッ!とした体験です。
グラバー園での出来事から数年経ったこれも夏のこと。
都下に住む独り暮らし
(猫二匹と同棲中笑) の友人宅に、数日泊まりがけで遊びに行った時のことでした。
過去の経験を生かして塩分は意識して採るようにしておりましたが、その日は朝からどうにも身体がダルい。
出かけようよという友人に誘われるまま気力を振り絞って電車に乗り、やってきたのは池袋。
数刻買い物などをしてから当時有名だった
「談話室××」という名の喫茶へ涼を採りに入りました。
ウェイトレスのお姉さんの運んできたお冷やを注文前から一気に飲み干して友人達から眉をしかめられたりしながら、頼んだ品を待ちました。
私が注文したのはチーズケーキのセット。真夏にも関わらず熱い日本茶が付いてきます。
エアコンを効かせた店内でじっくり話をするには温かい飲み物こそが格好のお伴、という店側の考えなのでしょう。流石都会の喫茶は配慮が行き届いています。
チーズケーキを頬張り、熱い湯飲みに口を付け軽く一口。
―――ん?
もう一口。
――んんん?
う…旨い。お茶が凄く旨い!!
その温かさと共にじわじわと身体にエネルギーが満ちてゆくような、
濃い霧の中からあるいは深い澱みの中から…ゆっくりかつ確実に引き上げらてゆくような気分の覚醒感があります。
思わずその場に居た友人達に
「これや!私の身体が欲しかったのはコレやったんや!!」
と、大声で力説してしまいました…
談話室なのに。しかも東京都心なのに(苦笑)。
もうお判りですね。要するに私は所謂
“カフェイン依存”
だということです。
私、日本茶は朝晩繰り返して幾らでも飲めます。
それでいて夜眠れないということもなかったもので、その日その時まで全く自覚がなかったんですが
身体にはなくてはならないものだったんですね。
思えば幼少の頃より朝は必ず日本茶でした。当時の友人宅には確か、急須は置いてなかったと記憶しております。
貴方は日本茶、お好きですか?
久しぶりに『雁ヶ音』が飲みたい今日この頃です。