恒例というか小型貨物なので、年に1回は回ってくるのですが
タウンエースの車検です。自分で行きます。
いつもですと特にトピックはないのですが、今回は1点、問題が。
陸運支局に事前に予約を入れ、点検整備の模様を記録簿に記してから来所、
必要書類に記入し自賠責保険、重量税、検査手数料を支払います。
まあ、ここまでは、特に問題なし。では検査ラインに行って来ます。
さて、今回の大問題は、2021年6月の記事になりますが
タイヤの外減り対策として前輪のアライメントを調整しました
その続きがかなりあったことです。
写真のロアアームの偏心シャフトを、ロアアームが伸びる方向に調整し
ネガティブキャンバーを付けたのですが。
しばらく走行していると、大きく言うと図のような偏摩耗、
「トーイン摩耗」が発生してしまいました。
単純にネガティブキャンバーを与えるだけだと
左右お互いのタイヤが内側に押し合う力が発生して、
結果このような偏摩耗が発生するそうです。
写真で撮影してもにわかには分からないようなネガティブキャンバー
なおかつトーイン摩耗も目視ではほとんど分かりませんが、
手で触った感触で判断するようにしました。
感覚としては結構なトーアウト方向に調整したつもりで
ようやくトーイン摩耗が消えたように思いますが
はたしてこれで、サイドスリップ検査は受かるのか、どうなんだ。
と言うか、メーカーの指定する数値から大きく外れているの、確実。
落ちるつもりで検査ラインに並びます。
なぜか今日は検査ラインが1本しか稼働していなくて、激混み。
ここまでくるとどういう無茶苦茶な数値が出てくるのか、
ワクワクしてしまいます(笑)。
まさかの…一発合格です…。これで良かったんか。
数値に関わらず、結果としてタイヤに横圧がかからず
まっすぐ走っていれば検査は問題ないということなのでしょう。
別件でどうしたことか、速度計の指針で、落ちそうになりました。
「旧基準で測定したら合格でした」と言われましたが
旧基準と新基準、誤差の最低速度は一緒ですが、最高速度が違う。
という事はパッシングが高い速度すぎてぎりぎりになったと類推できます。
次は38km/hくらいでパッシングしよう。
晴天のなか清々しい風味の25歳、
とりあえずあと1年よろしくお願いします。
お次は以前から気になっている、これ。
2019年4月の記事で、ジェベル200のシートを補修しましたが
同様の手順でタウンエースのシートも補修してありました。
が、軽トラックの幌を補修するテープを使うと、
気候に対する耐久性はばっちりですが、テープ自体の強度のせいか
使っているうちに段々とテープに伸びが発生して、あまりうまくありません。
デイトナから発売されている専用の補修テープ(ちょっと高い)
のほうが良いのかな…と思って準備をして、施工準備しました。
古いテープを剥がして、糊を一生懸命除去します。
これはもしかして、表皮のダメージというより
中身のスポンジが痩せてきてしまっているのが原因でしょうか?
2分割になっているスポンジの隙間が大きく開き、ここに座ると
表皮に大きな負担がかかるのは明らかです。
この隙間を何とか埋めるほうが話が早いな。
手っ取り早くその辺の古タオルを隙間に詰め込んでみます。
めっちゃ座り心地も良くなりました。
ゆくゆくはもう少し恒久的な詰め物で補修して
表皮の補修はそれからにしましょう。
とりあえず量販店で売っているシートクッションを上からのせたら
あっ、もう、これで、いいか(笑)。