発酵と初搾り | 清酒 秀月 (狩場酒造場)のブログ

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兵庫県篠山市、狩場酒造場。地酒「秀月」の醸造。

こんにちは!


快晴続きだった10月も終わり、11月になりましたが、

いまひとつ天気に恵まれない日が続いています。


昼夜の気温差も激しいので、風邪にはくれぐれも注意したいところです。






さて、新酒の仕込みも着々と進み、いよいよ初搾りとなりました。

蔵人たちの思いがたくさん詰まった新酒が完成へと向かっています。





蔵



醪が発酵していく過程はとても神秘的で面白い光景でもあります^^

今年はたくさん写真も撮れました!

日本酒の過程を知り、より楽しんで頂けたら光栄です。




糖化・アルコール発酵 約3日目
















約7日目


















発酵タンクの中で約20日間、糖化とアルコール発酵が行われます。

タンク内の温度を保ちながら、発酵を進めます。

最初はボコボコと大きな泡ですが、次第に細かく、ツヤのある泡に変わっていくのは面白いですね!

まるで理科の実験をしているようです。

この醪の中で、途方もない数の菌が働いているのですね!







糖化・発酵を終えると、いよいよ初搾りです!

搾りたてのお酒の良い香りがします。



初搾り④



初搾り①




初搾り③


初搾り②



利酒

搾りたての新酒を利酒しました!

蔵の中でしか味わえない一品ですね^^


私は、まだ日本酒の味の奥深さを理解できてはいませんが、

一口、口に含み、感じました「美味しい!」と。

甘味辛味や酸度はまだ少し難しいですが、

それでもシンプルに「美味しい!」と言える魅力がありました。

日本酒は素晴らしいものですね!

感動しました。



さて、搾りたての新酒が店頭に並ぶのは、

もう少し先の話になります。


今年も美味しいお酒を用意していますので、

楽しみに待っていて下さると嬉しいものです。





それでは、また