年金制度も健康チェック⁉️
年金支給開始年齢(原則65歳)の引き上げではないのでご注意を!

年金制度は、5年に一度、「公的年金の財政検証」によって、100年先までの見直しを検証しています
それで今年の5月29日に、「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」(年金制度改正法)が成立し、6月5日公布されました

改正の趣旨は、「より多くの人がより長く多様な形で働くことが見込まれる中で、今後の社会・経済の変化を年金制度に反映し、長期化する高齢期の経済基盤の充実を図る」ことだそうです
という訳で、主な重要ポイントを4つに絞ってみま〜す
一つ目は『被用者保険(厚生年金・健康保険)の適用範囲の拡大』
社会保険の適用対象でなかったパートや非正規社員等の短時間労働者の方も、幅広く適用されるようになります
しかも、健康保険の保険料も事業主と折半




働き方や雇い方によって、「不公平じゃん!」ということが減るわけです


二つ目は『在職中の老齢年金受給の在り方の見直し』
60歳以降に働きながら老齢年金を受け取る場合に、給料と年金を合計した金額が一定以上になると、全額または一部の年金支給が停止される制度を、「在職老齢年金制度」といいます。
今回の改正で、60歳から64歳の方が受給する『特別支給の老齢厚生年金』において、年金が減額される基準を引き上げます



《年金支給が停止される基準》
現行;28万円
改正;47万円
65歳以上の在職老齢年金受給者においては、『在職定時改定』制度が導入されて、毎年10月に年金額を改定するようになります。
就労を継続したことの効果を、早期に年金額に反映して、経済基盤の充実を図るためです
三つ目は『受給開始時期の選択肢の拡大』
現行制度の公的年金は、原則65歳受給とし、受給者が希望すれば60歳から70歳の間で受給開始時期を選択できますが(繰上げ支給、繰下げ支給)、改正により、年金受給開始時期の上限を75歳まで引き上げます

「年金受給開始時期が60歳から75歳まで自由選択できますよ!」ってことです
四つ目は『確定拠出年金の加入要件の見直し等』
私的年金である『確定拠出年金』の受給開始時期も、公的年金同様、現行の60歳から70歳までが、75歳まで選択可能になります。
そして、一定条件のもと、確定拠出年金の加入可能年齢の上限が、
企業型は70歳(現行65歳)
個人型(iDeCo)は65歳(現行60歳)
になります。
多様化する働き方や老後の資産形成等に合わせ、選択肢の幅がグーンと広がるってことです



法改正を踏まえた年金の受け取り方によっては、年金が得したり、損したりするってこと

「年金なんてまだ先のことだよ〜」って思う若い方も、この機会に年金について興味を持ってくださいね
5年に一度の『年金制度の健康チェック』、国民としてはとっても大事だよ〜
今もこれからも、お金さんとはず〜っとお友達でいたいから❤️
