嫌煙家としても今まで以上にタバコを吸う人が増えれば自分たちの税金面での比較優位性は増す。
国としても税収が増える。
愛煙家としては大手を振ってタバコが吸える。
だったらみんなでタバコをバンバン吸えば良いじゃないかという議論も展開できると思いませんか?
嫌煙家はお金を出すつもりは無いのだからタバコを吸う人が増えなければ高性能の分煙機の開発なども遅れてしまうし配備も出来なくなる。
たとえばタバコメーカーが「1日100本以上タバコを吸う人の家には高性能分煙機を無料で設置します」とキャンペーンを出したらどうする?
『うちのダンナはタバコをプカプカ吸うしたぶん一生やめられないわ。子供のことを考えるとこの高性能分煙機は欲しいわねぇ』と考える嫁さんも結構いるかもしれない。その場合嫁さんはダンナに「もっと吸え」と言うか?「タバコをやめろ」と言うか?
仮にこの「無料高性能分煙機キャンペーン」が実施されたとする。ある日ダンナさんが仕事から帰ってきたら、嫁さんが買ってきたと思われる自分の好きな銘柄のタバコがカートン単位で大量に置いてあったらどうするか?
ダンナの対応:「泣きながら一生懸命タバコを吸う」「気がきくねぇ、と嫁さんをほめる」「嫁さんとケンカする」「禁煙する」「離婚する」
嫁さんの対応:「だまって吸って、と言う」「キャンペーンの事を説明する」「ごまかす」
子供の対応:「喜ぶ」「悲しむ」「とまどう」
「日経ヴェリタスもやもやトーク」にもこんなお便りが来るかもしれない。「とうとううちの嫁も大量にタバコを買いこんできました。どんな顔をしてタバコを吸ったら良いかわかりませんが、そう簡単にはタバコをやめられません。そんなわけで泣きながらタバコを吸っています。例の分煙機は通常なら来月うちに設置されるそうです。。。」
もはやこうなるとタバコと言うのは次のどの分野の問題なのだろう?
税金や経済の問題?
健康や医療の問題?
道徳や文化の問題?
