寒い日が続き、雪が降るのではないかとさえ思う
かけはしの竹吉で御座います。
今年はたくさんの出来事にかろうじてついていく日々を送っておりました。
就労支援という分野は初めてであり、また障がい者に対してのイメージが180度変わったこと。
テレビやネットで流れる情報がいかに一握りのものだったか、思い知らされる日々でした。
実際には、健常者と変わりません。
感情のコントロールが難しいこと、病名がついていること、これだけではないかとさえ思います。
しいて言えば、特化した才能を持っていること。
社会に出ればマルチタスクを求められがちです。
「みんなできるのだから、あなたもできる」
もちろんできる方もいます。
気付いたら心身ともに潰れてしまうでしょう。
SOSを投げることが難しいのです。
過度に頑張りすぎてしまうのです。
これにより感情が爆発する人もいます、沈む人もいます、最悪社会復帰が難しくなる方もいます。
しかし、それは健常者も変わりません。
なぜなら、先天的な障がい者は多いわけではないからです。
ほとんどの方は後発的な方ばかりです。
誰でもなり得ることです。
私たちが行うべきは、社会から切り離されたご利用者様方の働きたい意志を尊重し、その場を提供すること、作ることと自負しています。
そして、本来の才能を引き出し、特化した能力を伸ばすことであるとも思います。
また、それを見つけてあげること、探し出すお手伝いをすることだと思います。
「あなただけができること」を個々に、そしてそれが「できる!」の積み重ねになることを切に願います。
大変長くなりましたが、まだまだ新たなお仕事もご利用者様全員を熟知することも足りていません。
来年はもっと頑張らねばと思います。
それでは、本年もありがとうございました。
来年も「かけはし」をどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年を。