「ううん。詩織が悪いんじゃない。悪いのは、神様だよっ。あの花のこと知ってるでしょ?」



「うん…。知ってる。紫苑でしょ? 私の大好きな花…」



「そんなこと…昔から、知ってる。一体何年親友やってるとおもってんの!?」



詩織は渚を自分から引き離し、そしてまた笑った。



最初から、この運命を知っていたかのように。




「っ…。詩織は…馬鹿だよね。ばかっ…」



「……そうだね。それでももういいんだ…」




そう言って詩織は笑った。



「しっ、っっ…」



詩織と呼ぼうとした渚の口を手で塞いだ。






-計画停電はじまりますね!!

今日はいろいろとありました。

では、また後ほど…-








「そっ、そう? 花瓶借りるね、もう、秋が来たね。お花屋さんに行ったらね、この花が目についちゃって、買っちゃった…」






「かわいい花だね、名前は? 渚…?」



渚と呼ばれた少女は涙を流して、詩織を見つめる。


その視線に気づいた詩織は、笑った。



切なく、儚い笑顔。


そして、その笑顔から、一粒の涙がこぼれ落ちた。




「……っ。詩織っ!!」


不意に渚は詩織に抱き着いた。


詩織はそんな渚を包み込むようにして、腕を背中に回した。



「しお、り…。詩織っ…。嫌だよ…。もうすぐ、詩織がこの世から消えるなんて、いやだよぉ…」



渚は泣きじゃくる。



「…ごめんね。ごめん…。渚…ごめん」



詩織は消え入るような声で、渚に謝る。




-まだまだ…

感想あると、嬉しいな!-







夕日が眩しい…。
もう、夕方かな…。

退屈だし、つまんない…。


毎日同じ場所で、同じ時を過ごし、同じ景色を見る。



こんなに、人生がつまらないと感じたのは、初めて。



少女はベットから抜け出し、窓まで歩き、外の風景を眺めた。



その時、扉が開いた。


立っていたのは、少女の友人。



「しっ、詩織…。立ち歩いても大丈夫なの?」



詩織と呼んだ、少女は制服姿で髪は腰まで届くほど長く、顔は夕日のせいか、紅く、染まっていた。


手にはいろとりどりの花を携えていた。



「いらっしゃい。渚が今日は来ないかと思ってたよ」


そう言って、詩織は窓から離れ、ベットに戻った。





-続く…

まだまだ、先は長いよ~(泣)-