3ヶ月ほど前、

父母、わたし含む5人の子どもたちと祖母が入っている

家族のグループラインでは、

 

「子どもたちのクリスマスプレゼントは何にしようか」

 

という議題で盛り上がっていました。

 

上4人は子どもが2人ずついて、まだみんな保育園児。(1人は小学1年生✨)

 

正直、プレゼントの金額やその価値などはわかっていない。

 

 

わたし含む4人は、

 

「自転車かなぁ」

「おままごとキッチンかなぁ」

 

なんて話していました。

 

 

自転車っていま普通に2万円とか超えちゃって、

IKEAのおままごとキッチンだって、15,000円。

高い高い。

 

 

そんな話をしながら盛り上がっていると母が一言。

 

「クリスマスプレゼント、高価なものじゃなくていいよ。君たちの時代のプレゼント思い出して欲しい。」

って。

 

 

たしかに、私は5人兄弟で

子どもの頃はそんな高額なプレゼント、あり得なかった。

 

 

サンタさんは、

 

とっとこハム太郎の歯ブラシだった時もあれば、

コボちゃんのなぞなぞの本だったこともある。

 

高学年のときの誕生日プレゼントは、この目覚まし時計。

 

 

 

この目覚まし時計が本当に本当に涙が出るほど嬉しくて、

毎晩この黄色の針を起きる時間にセットするのが楽しみでした。

 

 

親には十分に感謝しているし、

子供の頃の自分は、この目覚まし時計がすごくすごく嬉しかった。

 

 

たぶんこの気持ちって、プレゼントしてもらうことが当たり前ではなくて

プレゼントがかなり貴重で、親が頑張って働いてくれたお金で買ってくれてるっていうことがわかっていたからこそだと思う。

 

 

 

正直、これまでわたしは子どもたちの誕生日に

この感情を抱いていたわけではないけれど、

 

「欲しい!」と言わない限り、プレゼントはあげていなくて

 

たぶん去年の娘の2歳のお誕生日はあげてないんじゃないかな…

 

息子の4歳のお誕生日も「どうしても欲しい!」って言った電車1つ。

それでもとっても嬉しそうでした。

 

もちろん、たくさんプレゼントをあげて、

そのプレゼントに触れさせて遊んでもらって知育になるとか親の愛情とか

諸々あるから人それぞれなことは承知な上で。

 

 

 

そんな感情を思い出して

「確かに 当たり前に高額プレゼントっていう流れも考えないとね」

 

って話になりました。

 

 

私たち5人は、子どもの頃、

旅行なんて行けなかったし、

外食なんてありえない。

 

 

いつも納豆ご飯食べてたし、

リビングに敷布団2枚敷いて5人で横向きに寝てた。

暖房もクーラーもNGだったから、

寒い時は、家の中で縄跳びしたし、夏は上半身ハダカだったし。

 

 

(このおかげで、小学生のときに書いた575の俳句が入賞した。)

 

(紹介します)

 

(寒い冬 ストーブがわりに 汗をかく)

 

 

夏休みも旅行なんて行かれないから

地元の1回50円の市民プールに40日間通って表彰してもらったりもした。(しかも回数券とか買ってた)

 

 

ディズニーランドなんて行かれるわけなかったし、

 

中学校で視力が悪くなり、

バスケしてたけど、コンタクトに替えたいって言えなくて

メガネでバスケして、何度かメガネ割れてた。

(今考えるとコスパ的にもコンタクトの方がよかった可能性ある)

 

 

 

「欲しい!」

「NG!」

日にちをおいて

「やっぱり欲しい!」

って言いにくるくらいの欲しさで

プレゼントするのがちょうどよいのかなと思ったり。

 

 

そんなこんなで私達5人は母に育ててもらい、

正解は何かはわからないけれど、

ものは大切にする方だと思うし、

プレゼントもらったら、

めっっっっっちゃ嬉しい!!!

っていう感情がずっとある。

 

 

もちろん正解はないけれど、

私も子どもたちへのプレゼントの方法、

しっかり考えていかなきゃなって、母からのアドバイスで考えさせられました。

 

 

 

今日は、膵臓癌のことではなく

ふと思ったことを綴ってみました✎