こちらのテーマでは、闘病中の出来事などを基に対策(?)を書き連ねていきます。


対策というと大げさなのですが、今現在闘病中の方やそれを支えている方の心構えをサポートできるようなものになればと思っています。


うつ病などの精神疾患は闘う本人はもちろん、家族も辛い思いを抱えます。
私たちは辛いと思いながらもそれらを心の奥底に押し込めて生活をしていきます。
しかし、うつ病という病気はそれを押し込めるだけの気力を削ぎ、悲観的な思考に常に苛まれてしまいます。


そんな気持ちを少しでも理解していただければ、嬉しいです。

社会に蔓延る偏見や圧力に屈せず前を向いて歩いていける様サポートが出来れば尚嬉しいです。




昨日は病院へかかる事前準備についてお話しました。
前回の「事前準備①」を読んでいて今回の事前準備②を先に書くべきだったかも、と少し後悔しております。
(今回のものと差し替えればいいのですが如何せんめんどくさくて…笑)



病院へかかるにあたって持っていくものは何でしょうか?
保険証とお金と…そのくらいでしょうか。


私は毎回メモを持って行ってました。
メモと言ってもお医者様のお言葉を一字一句書くためのものではなくて、自分がお医者様に伝えたいことや聞きたい事を書いたメモです。

精神疾患に関わらず風邪なんかで受診して、いざお医者様を目の前にすると言おうと思っていたことを忘れたりしませんか?
そして薬局さんで薬待ちしてる時なんかに「あ、のどが痛いって言い忘れた」とか「痰がよくでるからその薬ももらいたかったのに言うの忘れてた…」なんてこと、ありませんか?
こんなことを防ぐためにも自分の気になっている『症状』『その期間』『不安に思っていること』など書いておくとよろしいですよ。

また、自分の症状(状況)がよくわからないという方は同居してる方に最近の自分はどんな状況だったかを聞いたり、気になる病気の症状などを調べてみて当てはまるものをメモしていくといいかもしれません。


一見、メモなんて不必要かと思われるかもしれませんが受診後にスッキリして帰るためにもオススメですよ。




前回は病院へ行く必要性と時期についてお話しました。

病院へ行くことについて前向きになって頂いたところで(?)、次に病院行くための準備をしましょう。


まずは病院について調べなければなりません。

ベストな病院は評判が良く、通うのが苦にならないところですね。

評判については口コミサイトなどもありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
ただし、評判については書き込んだ方の主観がほとんどですので鵜呑みにしすぎないことが大事です。
また、精神疾患の診察の場合お医者様との相性もかなり大きいので、治療方針に疑問があったりお医者様を信頼出来ないようでしたら違う病院へかかることをオススメします。(初めて病院にかかって1ヶ月以内を除く)
なぜ「初めて病院にかかって1ヶ月以内を除く」かといいますと、抗うつ剤は効果が現れるのに2週間は時間を要しますのでその経過を観察する為にも出来れば同じ病院へかかったほうが良いですね。

通いやすい近場の病院についてですが、心情的には通院していることを知人に知られたくないために遠くの病院へかかりたいかもしれません。
しかしながら体調が悪いなか車を運転したり公共交通機関で通うには大変辛いものがあります。
今はご自身の体調を最優先に考えて近場の病院を選んでみてはいかがでしょうか。


いろいろと書きましたが、病院を選んだり行き方を考えたりを病気を患っている状態でではかなり難儀です。
近くで支えてくれる家族や恋人や友人などがいる場合はいいのですが、ご自身で全てをするというのはかなり骨がおれます。
その場合は、通いやすいことのみを考えて病院を決めたほうがよろしいでしょう。