そうして、実家暮らし彼氏なし仕事なしになった私は

 

毎日「しにたい」と「書きたい」という欲求をいったりきたりしつつ

 

「しぬくらいなら何かすごいもの書いてからしにたい」という執念で作品を一つ書き上げます。

 

それまで1作品も書き上げたことのなかった私からするとこれはすごい進歩です!

 

そんなに熱量を込めて書いたのだから、さぞ大作なのだろう、と思うでしょう。ふふふ

書き上げた当時はわたしもこんな大作を書き上げるわたしは天才に違いない

絶対に賞をとるに違いない!!と確信していました。

そしていつ出版社から連絡来るのかな〜〜〜♪と思って過ごしていました。

 

が、結局、当たり前ですが、出版社からはなんの連絡もなし。

(まあメフィスト賞に応募したのがよくなかったのかもしれませんね。)

(だって一次通過さえないんだもん)

 

しかも初めての作品のため自分の構想を小説にするとどのくらいのページ数になるのかが調節できず

書き上げた作品のページ数が多すぎて、たいていの小説新人賞に応募できない始末。

 

その小説もいずれ公開しますが、どなたか読んでくれるかな。。。

 

 

 

 

 

初めて小説を書いたのは、昔のことすぎて覚えていませんが

小学1年生くらいでしょうか。

 

確か、子猫が交通事故に遭って、入院するとかそんなような話でした(適当すぎる)

 

兄に書きかけのその作品を見られ、取り上げられて

うわー、なにこれめっちゃウケるーww みたいな反応をされたことを未だに鮮明に思い出せます。

 

高校時代にも何やら同人誌めいた謎の文章をたくさん書いていましたが

作品を一つも書き上げることはできず、全て序盤で挫折。

これらはまあまあ黒歴史です。

 

それでも小説家になりたいという本能的な欲求がどうしても消えずに、大学は迷わず文学部を選択。

自慢のようになってしまいますが、勉強が大の得意でしたのでなんと進学先は東京大学。

そこで文芸サークル?のようなものに入るのだ!と意気込んでいたものの、

訪れた文芸サークルのあまりにも独特な雰囲気に再び挫折。

 

適当にバイトをして適当に就活して、まじで適当な会社に入社します。

毎日働きつつも心の底に燻る「あー小説書きたいなー」という欲求に耐えられず

仕事はほどほどにしょうもない文章をパソコンに打ち込んでいく寝不足の顔で出勤する日々。

 

結果、上司に「お前、いつになったら本気出すの?」と言われたり、

結婚を考えていた彼氏に「俺、〇〇ちゃんのこと不幸にしている気がする」と謎の振られ方をしたり、

色々嫌なことが怒涛のように重なり、プッツンと切れて、怒りの退職。

 

退職して、実家に帰りクソ暇になったため

「あ、そうだ小説家になろう!」と小説を読み漁り、小説を書き始めるのでした。(続く)