この一週間、あわだたしかったな。


てつさんが来られて、療術講習で私の7人の施療をずっと真剣に最後まで見続けていたことで、その本気度がわかりました。


その前日の2日間で14人をこなしていた私でしたので、てつさんが

いい加減だったら、私の講習はなかったかもしれません。




厳しい世界です。


人の身体を触らせていただくのです。


向かう態度がいい加減ではいけないのです。


久賀に帰って、夜の8時頃から


「何も言わんから最後まで終わらせろ」


私がうつ伏せになりました。


てつさん、ノートと感と整体学園での知識を駆使して・・・終わったのが12時前。


先の3日間で20人以上を施療していた私はかなり疲れていましたが、真剣には真剣で向かわないといけません。


しかし・・・


首に触れて、首の異常を瞬時に

判断せよ。


股関節の異常が判るか?


ましてや、それを施療せよ、異常を除け!


高い壁が聳え立っているでしょうよ。


何にもわからないのが現実だとおもいます。


他人の評価は残忍です。

実力を付けるしかないのです。


朝4時に100歩の釣り場。


真鯛80センチ。




いや、この日も患者さんで忙しかった。

久賀島では送り迎えが必要な患者さんもあって、13時に家を出て施療して送って帰ったら16時なのです。


それからまた患者さんがあって・・・





ほとんど寝てません。


次の日はもう福江の患者が待っていて、昼の便で福江に向かうのです。


気がついたら、私、この一週間便が出ていない。


トイレに落ち着いて座る時間がなかったのです。


福江で患者さんを触りながら、ごご4時過ぎ、あと2人となった時に

限界が来ました。


お腹が痛くて動けないのです。

こんなことは初めてです。


便が固くなって出ないのですよ。


苦しくて、痛くて、たまたまご夫婦の2人の患者さんにキャンセルしていただいたのです。


それから夜8時くらいまでトイレを往復するが猛烈な痛みばかりで出ないのです。


途中でふしぎな感覚が生まれました。


「あれ、今日はおしっこも出てないような・・・」


そんなばかな・・・


そういえば足が浮腫んでいるような気がする。


尿意があってトイレに行って、やはり出てないのを確認したのです。


これって大変なことですよね。


救急車レベルなのだろうか、こんなことくらいで呼んでいいのだろうか。


取り敢えずリュックに着替えをいれて、お金、保険証・・・


散々迷いながら苦しさに勝てず電話。


救急車の中で色々聞かれて、


「いい判断でしたねえ」


マリア病院で適切に処理してくださって、尿のつまりも便の詰まりもキレイさつぱり。


で、何の病気?


前立腺肥大もないし、お腹も別にエコーも異常ありません。


薬も嫌いなら別に出しませんし・・・とのこと。


感謝、感謝で夜の12時頃に解放されました。


タクシー会社に電話するもなかなか通じず、歩いていたらいつの間にか家に着いていました。


ま、不思議なことも多々あったのですが、これは仲間内だけのことにしておきましょう。


で、今日も患者さんを施療して、明日も予約満杯です。


追伸


便の詰まりだけでは、私、病院には行ってなかっただろうと思います。なぜ尿がタイミングよく詰まってくれたのか。


よう判らんのです。