1/2性格と人格とのはざまでーADHDと診断されるまでの半生ー

1/2性格と人格とのはざまでーADHDと診断されるまでの半生ー

生きやすくなかった半生をリアルに綴っていきます

生きずらかった人のお役に立てればと思っています

 
 生まれた時から脳がアンバランスなのに誰も気づかず


 生きずらい世間で何とかもがき苦しんでいた半生を


 自伝小説的に書いています


 フィクションが多少入りますのでご理解下さい
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 父はその当時 一番権威のある総合病院の


 産婦人科を選んでいた


 いわゆる名医だ


  母が産気つくと医者がやってきた


 しかし名医ではなく新人の先生だった


父が「○○先生はどうしましたか?」と聞くと

 
 「○○教授は夏休み中なので代わりに私が対応します」と


新人先生は母体を診察すると


 「あれ?逆さ子ですね。元に戻るまで待ちましょう」


 父と母は何も言えず僕が元に戻るのを待つしかなかった


 僕はおなかの中で暴れた。なにしろ外に出たくて


 しょうがなっかたんだ


 母は暴れる僕に苦しんだ。それが3日続いた


 新人先生は


 「これ以上待っても元に戻りません。このままでは奥さんが


 危険です。今回の赤ちゃんは諦めましょう」


 この言葉を聞いた父は怒り狂った。当たり前だ


 やっと授かった命。僕もお腹の中でビックリだ


 「馬鹿野郎。医者なら両方助けろ」


 父の剣幕に新人先生はうろたえて


 「では帝王切開しましょう。でも麻酔は出来ません


  いいですか」


 当時はそれが当たり前だった


 母も僕が助かるならと即答した


 父の祈り。母の子供を思う強い気持ち


 ふたつの力で僕はこの世に誕生した


  しかし新人先生の不慣れさとドタバタの手術のため


 僕は小さな傷を抱えてしまった


  でもその時は誰も気づかなかった


 当人の僕でさえ・・・