君知るや名酒泡盛 -52ページ目

想像力

想像力、言わずと知れた人間の持つ素敵な力です。
しかし、想像力が邪魔に思うこともなにかと多くあったりします。

悪いイメージばかり浮かんでくる時?
確かにこういう時は想像力がうざったく思えるでしょう。
しかし、特に悪いイメージを思い浮かべなくても、想像力が嫌になることもあります。

これからのことを全部想像してしまう時です。

例を挙げましょう。

なんだか今日は鬱な気分だなあ。
ストレス発散させたいなあ。
カラオケでも行こうかなあ。
あいつを誘ってみるか。

・・・・・・あいつとカラオケ行くと、あれとあれを歌ってそこそこ盛り上がって、その後あそこで飯食って帰ることになるんだろうなあ。そんで歌い終わった後は、なんか変な空しさを感じたりするんだよなあ。

うーん、やっぱりカラオケは微妙だ。
酒でも飲もうか。
今うちに日本酒あるし、一人で飲むか。

・・・・・・で、なんか一人で悦に入った気になって、もうなんか泣きたいような気分になって、どうしようもねえな俺って思って、凹むんだろうなあ。

一人で飲むのも駄目だ。
誰かを誘おう。

・・・・・・で、なんか適当なことを語り合ったりして、励ましあったり、安心したりしつつ、結構飲んで寝ちゃったりするわけだ。翌朝はとんでもなく寂しい気持ちになったりするわけだ。

ってなんかもうどうしょうもないじゃん。
あーもう嫌だ。鬱だ。鬱だ。

と、いう具合に、何かをしようとする前につまらん想像力が先回りして塞いでしまうわけです。
もちろん、全てが思い通りになるはずもなく、やってみないとわかんないじゃん、何かおもしろいことがあるかもよ、という指摘は全くもって正しいのですが、いかんせん気持ちがダウナーな時は想像力に負けてしまいますね。

この想像力はなかなか厄介な代物で、基本的にとどまることを知りません。
上の例のように近い将来のことだけでなく、遠い将来のこともバリバリ想像していきます。
この想像に負けてしまう気持ちの時は、いわゆる凹みマックスなわけで、俺の場合は完全に無気力人間と化します。


結局何が言いたいかというと、想像力って手放しで礼賛するものでもないよねってことと、マンネリを打破する、デリダ曰く「脱構築」をしなきゃいけないね、だから何か変わったことをする時は俺も誘ってねってことです。

トラック公開

バースト通信にならって、例の誕生日企画について。
俺だけMDだったため車内で聞かれなかったトラックを公開してみてもおもしろいかも。
そうはいっても俺のはUKbonbonさんすら誰の何て曲かわからないという代物なんで、ここから先はかなりトップシークレットな内容になりますぜ。

あ、もしUKbonbonさんがここを見て、曲名等知らないままでいたいなら「戻る」ボタンでも押してください。

一応コンセプトとしては俺の好きな曲、というよりもむしろ俺を形成するレベルの曲(ミスチル以外)です。
ミスチルを外したのは、入れだすとキリがないというのと、別に改めて紹介するまでもないと感じたからです。
細かい曲順は忘れちゃったので現物とは違うかも。というか中盤は多分違う。


1.MIND THE GAP/くるり
2.ギルド/Bump of chicken
3.江ノ島/サニーデイ・サービス
4.列車/LOST IN TIME
5.夏の日、残像/Asian Kung-fu Generation
6.radio radio/Elvis Costello
7.fire sign/Bump of chicken
8.パレード/サニーデイ・サービス
9.リバー/くるり
10.In my life/The Beatles

一応各曲解説を。

#1 メロディラインがかなりイカス曲。
これから入るのもおもしろいなあって思って、第一に採用が決まった曲でもあります。

#2 #1がちょっと特殊なので実質的に最初のトラック。
とにかくきれいな音と歌詞が良いですね。
「人間という仕事を与えられてどれくらいだ」
春から働くYさんに対して、ちょっと投げかけてみました。

#3 サニーデイ・サービスってあんまり知られてないけど爽やかで良い曲が多いですよ。(もう解散してるけどね)
もっといっぱい入れたかったけど、同一グループからは2曲までという自己規制にひっかかり、これと#8だけに厳選。

#4 恐らく本アルバム中一番マニアックな楽曲。
結構ネガティブかつリアルな曲。
すいかにおける塩の役割って絶対どんなアルバムにも必要だと思うし採用。
「あのころは良かったなんて言いたくはなかったのにな」

#5 アジカンは他にもっと好きな曲があるけど、アルバム全体の流れを考えてこの曲をチョイスした、気がする。
「最大公約数 探して塞いでる 割り切れるものなんてないのに」
このフレーズは最高。

#6 コステロも他にもっといっぱい入れたかった。
oliver's armyとどっちにするか最後まで悩んだ、気がする。

#7 バンプも車輪の唄とかベルとかダイヤモンドとかダンデライオンとかとっておきの唄とかいろいろ候補はあったのだよ。
でも力強さとメッセージ性を買ってこの曲を入れてみました。
結構このアルバムの主題の中核を成していると言えるかな。

#8 個人的に思い出深い曲。
大学入試前夜にメロディが頭から離れず寝付けなかった曲。
悪いイメージを持ってるわけじゃなく、それだけ心に残るメロディということですよ。

#9 くるり最大の名曲(俺の中で)
高校時代の俺の涙と共にアルバムに捧げます。
「つまらないこと夢中になったよ 淋しくて淋しくて羽根がもげそうさ」

#10 言わずと知れたビートルズ。
なんだかんだ言って結局一番言いたいのはこれだぜ、って曲。
こいつで締めるってのも割と早い段階に決めました。
とにかく渋くてかっこいいですよ。
こんなこと言ってみたいですよ。


ってな感じのMDを作ってみました。
全体のバランスを結構意識したので、泣く泣く入れなかった曲やバンドも多々ありますが、なんだかんだ言って自分ではかなり満足いく出来です。
自分でも気に入ってる最初と最後のチョイスがYさんにも高評価だったので良かったですね。

ぽかり&かっぷぬーどる

ポカリのCMにミスチルの新曲
タイトル、発売予定は未定
カップヌードルのCMにもミスチルの新曲
タイトル、発売予定はいまだ未定


発売するなら早く決めて欲しい。

F1

Female1(20~34歳の女性)のF1ではありません。
Fomula1のF1です。

今シーズンのF1が開幕しました。
新レギュレーションがなかなか興味深いですね。

主な新レギュレーション
・ピットでのタイヤ交換の禁止
・2試合を一つのエンジンで行う
・フロントウィングを下げダウンフォース20%削減

この改正にはコストの削減というテーマがあるようです。
F1にはちょっと想像するだけで莫大な金がかかります。
フェ○ーリやル○ーやウ○リアムズB○Wのようなチームはいいのでしょうが、下位チームは経営難で苦しんでいるようです。
そういった下位チームを助け、興行を成り立たせる姿勢。
正に某国の野球組織に必要とされたものですね。

でもタイヤ交換が見られなくなるのはちょっと残念。
チームスタッフが一瞬でタイヤを交換する様は結構かっこよかったんですけどね。

レギュレーションの改正は環境に配慮する側面もあるようで、2006年にはエンジンの排気量の規制も行われるようです。

スペシャルオリンピックス

長野で行われていた「スペシャルオリンピックス」
何か一種目でもご覧になりましたか?

スペシャルオリンピックス?なんじゃそりゃ?
という人のため、概要をざっと。

スペシャルオリンピックスとは知的障害者のための競技会、組織、活動の総称のことです。(主に競技会に使われますが)
ケネディ大統領の妹が知的障害者のために行ったデイキャンプが発祥です。
スペシャルオリンピック「ス」と複数形なことには、単に競技会だけでなく、いつでもこういった活動は行われているのだという思いが込められています。

さて、オリンピック、パラリンピック、スペシャルオリンピックスの3大会を全て開催した世界初の街となった長野なわけですが、実際の盛り上がりはどうだったのでしょうか。
俺の見る限り、テレビ(で判断するわけにはいきませんが)ではNHKくらいにしか取り上げられておらず、会場の様子も「想像通り」な感じでした。

パラリンピック然り、こういった活動が広がるのは難しい。
その証拠の一つとして、1980年に設立された日本スペシャルオリンピックス委員会は、運営が困難で1992年に一度解散しています。
現在の委員会は別の組織で、熊本に本拠地があります。
なぜ熊本なのか?
1991年夏季世界大会、当時10歳の熊本の少年が体操競技で銀メダルを獲得したことで地元のボランティアが盛り上がり、設立された「スペシャルオリンピックス熊本」が現在の委員会の中心だからです。


やはりこういう活動は「ビジネス」ではなくて「ボランティア」の範疇なのでしょうか?
いろいろ考える間もなく、スペシャルオリンピックスは閉幕していました。