　小規模多機能型居宅介護施設へ通って3カ月、『一度病院に行って検査出来ませんか？』といつも送って来てくださる施設長から言われました。

予約半年待ちの病院日が迫っていたのですが、施設でもケアが大変なようで、毎日感謝と謝罪の繰り返しでした。

　病院当日は、施設に行かなくていいので母の機嫌は良く、タクシーに乗って行くのでご機嫌でした。

　病院では色々と検査や病院の中を連れ回されたので、母も私もしんどくなり、最後には検査を受けないと暴れ回る母をおさえるのに必死でした。

やっと先生とお会いして、診断は

緊急入院

でした。お薬の調合と、このままでは私達が生活が出来ないと判断して頂いたようです。

　小規模多機能型介護施設に入院の連絡を入れると、『やっぱりね。』と言われました。

よほど酷かったんですね。私は病院からの帰り道、何でこんなことになったのか泣きながら帰宅しました。母は入院と言われても訳が分からず、看護師さんに『娘さんにさようならしないの？』と言われても、『娘はいません。』と入院していきました。

そこから特別養護老人ホームに入るまでを綴っていきます。

母と行った最後のハワイ2020年

親の介護 3