こんにちは 碓井です!

 

 

皆様台風は大丈夫でしたか?

 

 

活動のお話から少しそれて・・

今日は私の敬愛する猫さんのお話をさせてください。

 

 

我が家の4番目の猫さんのお話です。

 

 

本当にただの猫好き♪な私に

沢山の沢山の大切な事を教えてくれた偉大な猫さんのお話です。

 

 

 

 

読者の皆さんの中にはもう知って下さっている人もいると思います。

 

 

メイちゃん

 

 

 

 

 

 

 

公園に捨てられていたのか

捨てられてから公園に来たのかはわかりませんが

 

 

私が出会ったのではなく、上の息子が出会った猫さんです。

 

 

その当時でもう立派な成猫さん。

当時幼かった息子が「猫がいるから連れて帰っていい?」と

 

「大きな猫さんなんて捕まえられないでしょ?」と答えたのだけど

 

息子に抱っこされて帰ってきました。

遊んでいたらずっとついてきて離れなかったと・・。

 

小さな息子に一生懸命すがって助けを求めてきたのです。

 

野良猫さんではなく、完全に捨猫さん・・ですよね。

しかもとびきり大人しい優しい猫さんでした。

 

 

ガリガリで毛もハゲてて、すごく年老いた猫さんに見えました。

診断ではこの段階で推定5歳 という事でした。

 

 

ご飯少し食べただけで後は隙間に隠れていて。

じっとして動かなくて。

 

美味しい缶詰なら食べるかな?と買ってきたり

おやつとかも色々買ってきたけど食べませんでした。

食べようとするんだけど食べられない感じでした。

 

 

明らかに弱っていて

病院に連れて行き色々な検査をしてもらったのに

何の異常もないって事で・・。

 

緊張しているからかと思い、

無理に食べさせたりしてました。強制給餌というやつですね。

それを続けても全然食べるようにならなくて

 

やっぱりおかしい・・。

 

絶対におかしい。こんなに食べないなんて。お水しか飲まないなんて

 

そう思って数日後に別の病院に連れていきました。

 

 

そこで「糖尿病」の診断がおりました。しかも3分位で!

前の病院はなんだったのでしょうか・・。

 

しかもケトアシドーシスという診断で、

獣医師さんの診断では、もう数日かも‥という事でした。

 

その獣医師さんは

「だから捨てられたのかな・・」と。

 

病気の末期になるとお金がかかるから捨てる人がいるんだとおっしゃっていました。

 

 

もしかして数日かも知れなくても、可能性がある事はしたくて

「インシュリン」の注射をすることになりました。

 

血糖値をコントロールするインシュリンは12時間おきに注射します。

 

元気になる可能性があるならそこに賭けたいという気持で

メイとの生活が始まりました。

 

 

 

インシュリンと点滴を始めると

 

私達家族の気持ちに応えてくれるように

メイちゃんは奇跡的に元気になっていきました。

 

自分から進んで食べるようになり

動き回るようにもなりました。

 

とはいえ・・糖尿病は完治する訳ではありませんから

インシュリン注射は永遠に続きます。

 

 

糖尿病の猫さんと暮らした事ある方、または暮らしている方はおられるでしょうか?

 

本当に本当に難しい病気だと私は感じます。

 

低血糖なのか?高血糖なのか?

その判断だって全然出来ないし。

 

低血糖と高血糖では応急処置も違いますし

 

何度ももうダメだという場面がありました。

 

 

血糖値を測る測定器もあるのだけど

少し血を取らないといけなくて

 

それがなかなか上手く出来なくて、、。

夫と2人泣きそうになりながらの闘病生活です。

 

 

食べる量や体重に合わせてインシュリンの量のコントロールなども大変でした。

 

 

人間だと、言葉で説明出来るけど

動物はこちらがわかってあげないといけないのは

本当にどの病気でも大変な部分ですよね。

 

 

まだ救いだったのは

メイと暮らして数年後に、私が動物病院で働いた事です。

 

エイベットの橋本先生、エリコ先生には沢山の事を教えて頂きました。

 

拙いながら、悩みながら、メイの病気に寄り添ってきました。

 

何度も血糖コントロールを失敗して命の危険にさらしてしまったりもしました。

 

でも、一番苦しいのはメイちゃんです。

糖尿病がどんな感じか?私は自分がなった事ないのでわかりませんが

きっといつも楽ではないと思います。

 

 

とても良い子で

恐らく我が家の猫さんの中ではピカイチの穏やかな性格。

 

メイは恐らくはロシアンブルーだと思うのですが

 

やっぱブランド猫さんは大人しいのかななんて夫と話しました(笑)

 

 

 

 

 

我が家の、その他大勢達(笑)は

魚があると超盛り上がってゴミを漁ったりゲッソリ

 

テーブルの上に食べ物を置いておくことも出来ないし

ティッシュも全部出しちゃうし

引き出しのものは全部出しちゃったりするし

 

まあ、私はシモベなので文句言いませんけど!

 

でも、メイだけは、何もしないんです。

 

 

じっとそこで待ってる子。

 

大人しくて穏やかで、本当に心から優しい子。

 

 

 

 

メイちゃんは我が家に来てくれてから10年近く

インシュリンを続けて生きてくれました。

 

メイがいなくなったのは昨年の事なんだけど

いつもわからなくなってしまいます。

何だかたった1か月前の事のように思えます。

 

メイがいなくなってそんなに経つ?今も書いていて信じられない想いです。

 

毎日泣き暮らしているとかじゃないのですよ。

ペットロスとかじゃないのです。
 

でも、今も振り返ったらそこにいる気がしてしまうのです。

 

 

 

このメイちゃんが、どんな事を私に教えてくれたのか

 

あまりにも長くなるので記事を分けますね。

 

今日は前置きみたいな感じなので

是非続きを読んで頂けるといいなと思います。

 

 

 

今日はここまで。続きは明日に書きますね。

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

皆様にとって猫さんにとって、そして私にとって

素敵な1日になりますように♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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