
現在の標的は、『シン・ゴジラ』、『君の名は。』 だそうだ。
2016年(平成28年)11月4日 AM 11時過ぎ。
何気なく付けたラジオから曲がれて来たのは、知っている歌でした。
懐かしいけど曲名は思い出せない。
最近良くある事なので、そのまま聴き流してました。
例えて、70年代のアリス風バラードとでもいうか、ハーモニカ?の混じった哀愁漂うメロディー。
しかもラジオでは珍しくフルコーラス流してくれるし。
最後の曲紹介で『ガンダムの、風にひとりで』、何となく合点がいった。
寧ろ驚いたのは、その後の事、その説明がまた詳しい。
『1981年 映画 機動戦士ガンダム2 哀戦士編の挿入歌』、『マチルダさ〜〜〜ん!!』の絶叫とともに、機動戦士ガンダム未見のパーソナリティー『高橋源一郎』の為、『藤井彩子アナ』は『親父にもぶたれたことが……、』 と興奮絶叫、見た事無い人には、やはり意味不明な説明を嬉々として喋り続けている。
(← ヽ(^^) 同志には判る (^^)/ →)
まさに細やかなツボを突いた紹介をしてくれるではありませんか。
私は驚きましたよ!
ナント今、放送しているのは『井荻燐 特集』!
平日の昼飯前に、何故こんなベクトルの偏った情報を垂れ流し、また欲しているというのか?
困惑する私を置いてけ堀にして、番組はセレクター担当の春日太一氏により進行されます。
次にかかったのが、セイリングフライ!
曲を聞き終えた高橋源一郎の感想は、『爽やかな'80年代ポップスのメロディと詩の内容が噛み合っていない』という、しごく真っ当な意見でした。
特に二番の『どうして人は生きてゆくのか?死にゆく為と諦め切れず……、』の件にえらく喰い付いていましたが、パートナーの藤井彩子アナは『そういう作品なんです!』と言い切り、そして春日氏の『特に映画版の後半は、敵味方の人類が全て滅亡し、星が滅ぶまでの殺し合いが延々……、』で黙りました。
話は変わりますが、今日の富野特集を企画した張本人、春日太一と言えば、『天才 勝新太郎』、『時代劇は何故滅んだのか』で知られる時代劇研究家ですよね(えっ、ちがう?)。
物の見方が偏っているとか、誰にも媚を売らない物言いが、傲慢とも言われてますけど。
色々しがらみのある人は、怖くて言えない様な事でも、無遠慮に斬り込んで行く。
それが間違っていないのも真実で、評価も受けている。
敵もきっと多いんだろうな。
それは置いときまして、最後に流れたのが『コスモスに君と』。
これを聞いた高橋源一郎氏は、やはり詩の内容(歌の始めの部分)にふれ、藤井アナと春日氏のとても濃い作品紹介を再び聞いた後に……。
『TVの子供番組で放送しちゃ駄目!』と本気で意見し、少し笑ってました。
そしてリップサービスなのか、最後に『見てみたい。』とも。
最初は、何となく聞いていたこちらも、ぐんぐん放送に惹き込まれましたが、高橋氏もそうだったのでしょうか?
そう考えると、聞き逃してしまった一週間分が、非常に悔やまれてなりませんです。(月〜金の帯番組)
以下
、同番組のブログからの一部記載させてもらってました。
そのまま流れて、消えちゃうにはおしい内容でしたからね。
10/31 月 MUSIC SCRAP
今週のミュージックセレクターは、春日太一さんです。
「好きな音は、横浜の筒香が、
バットにボールを当てたときの音。」
今週のテーマは、「逆襲の井荻麟!」。
今日は、「タイトルを連呼!!」をポイントにお届けしました。
11:10 疾風ザブングル 串田アキラ キングレコード KICA-2134
11:15 ターン A ターン 西城秀樹 キングレコードKIDA-179
11:20 キングゲイナー・オーバー! 福山芳樹 ビクターVICL-35427
井荻麟というか富野がdisられてたけど「タイトル連呼」それがいいんじゃないか。
歌とアニメと全然合ってない~、というよりは余程まし。
11/2 火 今日は、「大人たちへのメッセージ!!」をポイントに
選曲していただきました。
「単に、ビターなだけじゃない。
もう一度、生きる力を
取り戻そうじゃないか、と。」
アラサーの大人のみなさん、ぜひ聴いてみてください。
11:10 永遠にアムロ 池田 鴻 キングレコードKICM-3128
11:15 みえるだろうバイストン・ウェル MIO キングレコードKICA-2130
11:20 Gの閃光 ハセガワダイスケ データ音源
Gのレコンギスタ→「元気の『G』」 、機動戦士Vガ ンダム→「残酷の『V』」
シャクティ 「見てください!」
富野監督 「この作品は、見れたものではないので、買ってはいけません!」
矛盾ww
11/ 2 今日は、「富野のラブソング特集」と題して、
お届けしました。
「“いつか”と、“そして”の連続。
つねに、未来の接続詞。
映像とのマッチングを
考え尽くされた歌詞です。」
11:15 hey you! MIO キングレコードKICS 1657
11:18 ビギニング 井上大輔 キングレコードKICS33793380
11:22 いくつもの愛をかさねて 岩崎元是 キングレコードKICA 2052
春日太一の井荻麟(冨野由悠季)作詞アニメソング特集。
俺は好きだが昨日のユージ、
今日のダイアモンド✡ユカイといい、
無言、ビミョーなノーリアクション状態だな。
ウンとかスンとか言えっての。
1/4 ●MUSIC SCRAP
ミュージックセレクターは、
無事“最後の日”を迎えた、春日太一さんです。
さて、今週は「逆襲の井荻麟!」と題して
お送りしてきましたが、
最終日のテーマは…、
「果てしない絶望特集」!
「死んで、霊になってから
ようやくわかりあえる。
もはや、絶望しかない。」
11:15 風にひとりで 井上大輔 キングレコードK30X-7021
11:18 セーリング・フライ 水原明子 データ素材
11:22 コスモスに君と 戸田恵子 キングレコードKICS-16541
どれも、どこか斜に構えたような、素直じゃない言葉が並んでいる。
A面に売れ筋の作詞家がきているんだから、B面は俺の自由にしていいよね、という安心感だったのか、それとも「俺を脇役にしやがって!!」という反骨心だったのか。
前年の劇場版「THE IDEON」の「セーリング・フライ」と「海に陽に」が恐らく作品的にも、商業的にも成功とは言えなかったのではないだろうか。
その反動で、井荻(富野)の作詞が主役からおろされたその始めが「Coming Hey you!」だったのではないか。
以後、彼が主役になる頻度は減っていく。
脇役に回された怨念が、彼の歌詞の傾向に露わになっていたように僕には思える。
後日、この特集は前の週に放送予定(台風、国会で中止)だった事が、判明致しました。
以降、春日太一さんののツイッターより、
9/26 春日太一@熊本を全力で応援します@tkasuga1977
NHKラジオ「すっぴん」をお聞きいただいた皆様、ありがとうございました。
今週の「music scrap」は「作詞家・井荻麟の世界」です。
本日は
たいらいさお「復活のイデオン」
串田アキラ「乾いた大地」
をお送りしました。
明日もお楽しみに!
9/27 NHKラジオ「すっぴん」をお聞きいただき、ありがとうございました。
今週の「music scrap」は「作詞家・井荻麟の世界」
本日は
井上大輔「哀戦士」
MIO「ダンバイン、とぶ」
戸田恵子「いまはおやすみ」
をお送りしました。 明日もお楽しみに!
(翌日は台風情報の為)・・・というわけでして、明日の「すっぴん」出演はナシになりました。
ただ、凄く反響がありましたし、藤井さんも喜んでおられるようですし、私も楽しいので、「すっぴん」で近いうちに必ず「逆襲の井荻麟」やりますよ。まだまだかけたい曲多いですもんね!
9/28(リツィートに対し)マクロスは富野監督じゃないのでかからないですよ~~
"@nhk928: 国会中継で放送中止ですか?⤵
是非マクロスかZ ガンダムあたりお願いします!ダンバイン久しぶりだったなー(^^)
レンタルで見ようかな☺"
9/29 ・・・というわけで、明日もNHKラジオ「すっぴん」の出演は国会中継のためナシになりました。
ただ、井荻麟特集は反響は凄いですので、必ずや逆襲週を設けてもらいます。
それにより、逆に7回も特集が組める!・・・とポジティブに考えていきましょう! お楽しみに!
【え〜〜っ!?、7回?、翌週は11/3が文化の日で祝日🎌。
放送は無かったから、全6回の筈なのでは?
それとも、まだ知らない回が存在するのだろうか?
リアルタイムで聞けなかった事を後悔しつつ、真実発掘の日は続く。】
富野監督な作詞リスト。
以下、作品順で紹介します。
無敵超人ザンボット3(1977年)
1.『行け!ザンボット3』
無敵鋼人ダイターン3(1978年)
2.『カムヒア! ダイターン3』
3.『トッポでタンゴ』
機動戦士ガンダム(1979年)
4.『翔べ! ガンダム』
5.『永遠にアムロ』
6.『シャアが來る!!』
7.『きらめきのララァ』
8.『いまはおやすみ』
伝説巨神イデオン(1980年)
9.『復活のイデオン』
10.『コスモスに君と』
機動戦士ガンダム(1981年)
11.『スターチルドレン』
機動戦士ガンダム 哀戦士編(1981年)
12.『哀 戦士』
13.『風にひとりで』
戦闘メカ ザブングル(1982年)
14.『疾風ザブングル』
15.『乾いた大地』
16.『HEY YOU』
17.『わすれ草(そう)』
機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙編(1982年)
18.『ビギニング』
19.『めぐりあい』
The IDEON A Contact 接触編/Be Invoked 発動編(1982年)
20.『セーリング フライ』
21.『海に陽に』
聖戦士ダンバイン(1983年)
22.『ダンバインとぶ』
23.『みえるだろうバイストンウェル』
《2016年11月6日 「井荻麟(富野由悠季)アニソン人気投票」最終結果出ました。 どれも多くの票が入りましたが、最終的に『ダンバインとぶ』の優勝でした。『MIOアニソン人気投票』に続き、2度目の優勝です。》
ザブングル グラフィティ(1983年)
24.『COMING HEY YOU』
重戦機エルガイム(1984年)
25.『スターライト・シャワー』
26.『傷ついたジェラシー』
機動戦士Zガンダム(1985年)
27.『Ζ・刻をこえて』
28.『銀色ドレス』
機動戦士ガンダムZZ(1986年)
29.『一千万年銀河』
機動戦士ガンダム逆襲のシャア(1988年)
30.『我等が願い』
機動戦士ガンダムF91(1991年)
31.『君を見つめて -The time I'm seeing you-』
機動戦士Vガンダム(1993年)
32.『STAND UP TO THE VICTORY~トゥ・ザ・ヴィクトリー』
33.『いつかまた生まれた時のために』
34.『ひなげしの旅のむこうに』
35.『いくつもの愛をかさねて』
36.『生まれてくるものへ』
ブレンパワード(1998年)
37.『愛の輪郭(フィールド)』
38.『天神様の子守歌』
∀ガンダム(1999年)
39.『ターンAターン』
40.『CENTURY COLOR』
41.『月の繭』
42.『宵越しの祭り』
43.『月下美人』/『お嬢さん、内緒話です』
44.『月の魂』
OVERMAN キングゲイナー(2002年)
45.『キングゲイナー・オーバー!』
46.『本当かい!』
47.『ミイヤの祭り』
48.『デビルズ・アイシング』
49.『氷の上のおやすみなさい』
リーンの翼(2005年)
50.『はじめてのおっぱい』
ガンダム Gのレコンギスタ(2014年)
51.『Gの閃光』
52.『ハイフン・スタッカート』
以下は、アルバム用に作詞した作品のリストになります。
ザ・ロンゲスト ロード イン 破嵐万丈・鈴置洋孝(1980年)
53.『Banjoe』
54.『眠りの前に』
55.『ハッシャバイ』
56.『Beyond The Gun Sight』
57.『薔薇色の女たちよ』
58.『都会すきま風』
59.『暖簾くぐって』
60.『女万華鏡』
61.『蜃気樓』
62.『哀故郷』
63.『漁火まいり』
LOVE PROFILE(1983年)
64.『コスモスは忘れて』
65.『藍は朱鷺』
66.『ブロンド・ブリリアン』
67.『三時のベッド』
68.『船出』
69.『ブルーソングはもう…』
70.『もうやめませんか』
71.『百年恋慕』
72.『LAG・TIME・LOVE』
73.『マイン・ボゥイ・エイジ』
STARLIGHT SHOWER(1984年)
74.『阿母麗』
75.『Good-bye Tokyo』
REVERBRATION IN GUNDAM(1999年)
76.『プロローグ』
77.『シャア ロンリーソルジャー』
78.『セイラ ネイキッドナイフ』
79.『マチルダ 伝言』
80.『アムロ リフレイン』
HEROES ~to my treasure~(2008年)
81.『眠ったままでは』
82.『ララの夜想曲-nocturne-』