入院3日目。

今まで何度か入院経験はあるのですが、今回は気楽。

私の役割の1番のウエイトを占めるのが主婦業なんですが、年を重ねて今や同居しているのは夫と猫2匹のみ。

私がいなくて困るものはひとりもなし。

子供たちは先月の末っ子の引っ越しを以て、ほんとの意味で母親卒業。20代から40代まで都内、埼玉、千葉と散り散りになって暮らしております。


私はがんを患っておりまして、治療は一通りやれることはすべてやり、爆弾を抱えて暮らしているわけなんですが、罹患場所が喉ということもあり今回は嚥下困難による栄養不良、脱水症状により入院と相成りました。

もうほぼ回復しています。


発病から6年、進行はゆっくりですが、「いつかは負けちゃうんだけど、頑張ってるね」これは今かかっている緩和ケアの主治医の言葉。

「負けちゃう」のは必定ながらも、死ぬまでは生きるしかないと思い決めて今年で70になります。

そんな病気持ち老人の思い、思いつきで日記がわりに記していくつもりです。


しかし、うちの猫たち、8キロの気のいい巨大猫モナカと、ひねくれ爺さんのウニ、会いたいなー。

きっと昨日くらいになって、私がずっといないのに気づいて寂しがってるだろうな。