ピアノ教師のともちゃんは
ずっと個人で定期的に受講してくださいます。



毎回
テーマを決めて
前回の振り返りも含めて
時にコンサル
時に絵本を読みながら。


ともちゃんの
どれほどピアノを愛しているかに
回を重ねるごとに
心打たれます。

気さくで思いやり深い
ともちゃんだからこその
苦悩や努力を見てきました。

生徒さんの力を
最大限に引き出せるよう
ともちゃん自身も努力を重ねています。
何よりのお手本です。

結果
コンクールでどんどん結果を出され
嬉しい報告に私も嬉しいびっくりです。


私が絵本屋になってからは
特に
指導者として絵本と向き合う姿が
私にも学びの時間。


どんなふうに
音楽
レッスンと絵本をつないでいかれるのかが
音楽と絵本をより深く知ることができるのです。


ある時
「優しい花」という楽曲のイメージが
つかみきれない生徒さんと


この字のない絵本を一緒に開いたら
演奏が大きく変わったことを
嬉しそうに教えてくださいました。


レッスンを見せていただく機会があって
ちょうど楽譜の横に開いた絵本が
ありました。

夏の初めにお届けした絵本です。


曲の中盤

この絵本の中の


   たのしい ことばは タンバリン!


お日様色の

元気いっぱいのページ


「たとえば こんな感じで弾いてみようって」

と。


実際に生徒さんが弾いて聴かせてくれました。


ぱっと

音が

元気に外に飛び出していくように感じて

びっくりしました。


絵本のイメージは

生きるほどに どんどん育っていくので

イメージが固定化されることはないでしょう。


幼い生徒さんを含めて

物語につながっていく始まりとなるのでは。




指揮者の佐渡裕さんが

スーパーキッズオーケストラの子ども達に



 「作曲家が

  五線譜に書いた物語を理解できなければ

  ならない」 


と熱く指導されているのを観て


ともちゃんが

強く物語を求めてくださる気持ちを

深く理解することがでこました。




今月

ともちゃんが音楽と重ねて

熱く熱く語ってくれた絵本が

あります。


知らなかった曲

この日話題となった映画中の

有名な曲。


ともちゃんが重ねた曲は

私の概念をひっくり返してくれました。


あなたは

どんな絵本、絵画、場面‥をかさねますか?



次回ご紹介します。













絵本とエピソード

どちらの絵本も

絵本屋つきのあめから

お届けできます。