今日の絵本は
来日されて2019 3/23 に講演された
マララ ユスフザイさんの写真絵本です。


女子教育を訴えるマララさんの活動を
辞めさせるために
タリバンはマララさんを銃撃しました。

       その時 私の中にあった弱さと恐怖と
        絶望が消えて
       強さと力と勇気が生まれたのです。

想像を越える言葉です。


2013年年7月12日
マララさん16歳の誕生日の
国連ユース集会での言葉です。


        本とペンこそ
        私たちの最も強力な武器なのです。


        教育こそ、たった一つの解決策です。


マララさんの言葉は深く刺さます。

そんなマララさんの言葉に揺り動かされた
世界中の女の子からのメッセージが
今日の絵本です。






国の名前と共に
女の子達の笑顔とともにあるエールも
あります。


ペルーのページは
働いて指先が黒く汚れた手で
文字を綴る写真です。


リベリアの女の子の瞳は悲しんで見えます。

     色んな苦しみの中で
     女の子達は声もあげられずに暮らしている。



この絵本の
私が一番辛い と感じる写真には
大人の女性たちから声がもれるほどです。



     まだ子どもなのに結婚させられたり



10歳になるかならない女の子が
婚礼衣装を着せられ悲しみと諦めの表情で
写っています。

その表情の意味を大人の女性は
わかるけど
子ども達は意味がわからない
という表情でこのページを見つめます。



ケニアの女の子達は


     おびえて暮らすのではなく
     世の中を変えるために大きな声を
     あげなくちゃ。

と。



暴力の形は様々で
それは日本にもあり
家庭や学校の中で抑圧されていると

自分が悪いから なんだ と感じてきたり

そこから抜け出す気持ちさえ
奪われ支配されていきます。

身近な人からの暴力から逃げるのは
大人でも難しいです。



正しい知識を持つこと
どうすればしあわせ に向かっていけるのかを
知っていくことが不可欠です。


どこの国であっても
どんな環境でも
大切な事は変わらないです。

学ぶ事で
道を切り拓いていくのです。


卒業のこの季節
学ぶ喜び
子どもを学校へ行かせるきっかけにすら
なるという
使わなくなったランドセルをアフガニスタンに
送る事で
日本に生きる私達も考えるきっかけとなる
写真絵本の記事も読んでみてください。




まずは知ることから 始まります。

マララさんの
何よりもまず教育を
一冊の本、一本のペンが世界を変える

同じくらい
そうメッセージする  言葉 も
大きな力を持っていると私は思います。
















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