ごきげんよう。


テレビのニュースで日野原重明先生の
訃報を知りました。

日野原先生は何度かご紹介しています
細谷亮太先生の上司でもある
聖路加病院の院長です。


今日は日野原先生の翻訳絵本を一冊。




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92歳の時に訳された絵本ですが
本当にフレッシュな読みやすい日本語が
心地よく 大好きな絵本です。



タイトル通り
あらゆる 勇気を 1ページごとに
ユーモアたっぷりの絵とともに紹介する
絵本です。


心に留まる 勇気 に出会っていただけると
嬉しいです。







    こんなに いろんな ゆうきが あるんだ。



の文の上には浅田真央ちゃんみたいな
女の子が氷上でジャンプする絵で始まります。




     すごいのから

     いつでもやれるぼうけんまで。


すごいのは空中ブランコの絵!


いつでも…の方はプールの飛び込み台の男の子!


こんなふうに いろんな勇気を紹介してくれます。





      でも どれもが
      りっぱな ゆうき、 ゆうき。


なんだか嬉しくなるでしょ!




私のお気に入りは



      たんていしようせつの はんにんを
      しりたくても
      さいごのページをみたりは しないのも
      ゆうき。



       くちげんかを しても
       じぶんのほうから 
       なかなおりするのも ゆうき。




とりわけ胸に響くのが



      しやべらないと やくそくした
      とっておきの ひみつを
      もらさないのも ゆうき。







      わるいくせを なおすのも ゆうき。





ドキッとしますが
ケンカしているワンコとニャンコの絵が
助けてくれます。




      すごく きれいだからといって
      ひっこぬいたり しないのも ゆうき。







     やきもちをかんじても
     そんな そぶりを
     みせないのも ゆうき。


ふう〜〜 です。
嫉妬、やきもちは苦しいものです。

さっきケンカしていたワンコが
飼い主さんにヨシヨシされているニャンコに
背中を向け必死な顔で耐えています。






     こわされても また やりなおすのも ゆうき。



砂のお城を壊された男の子が
りっぱなお城に仕上げています。

こんな気持ちの建て直しを入学試験で見る
小学校の話を聞いた事があります。

この気持ちが
次のページの勇気に繋がるのですね。



    ゆめにむかって ふいてふいて
    ふきつづけるのも ゆうき。


女の子がサックスをふいています。






      わかれなければ ならない ときには
      さよなら いえるのも ゆうき。


切ないですね。


絵本では空港で飛行機を見送っています。






    いつしよに ふたりが 
    はげましあうのも ゆうき。


さっきのワンコと砂山の男の子かな?
男の子がワンコを抱きしめ眠っています。







ブログを書くのも 勇気
ブログに書くのも勇気
ブログに書かないのも勇気。



ブログを書き続けられたのは
勇気を出してコメントを書いたよ!の
気持ちを持ってくださった方がいたから。


勇気を出したの!って言ってくださったので


私も勇気を出して
素敵だなぁ と思う方のブログに書き込む。


そんな勇気と夢がつまったのが
ブログの世界だと思うのです。





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勇気を重ねて重ねて
夢みて進んでいきたいです。


折れないのも
諦めないのも勇気 かな。

今までの自分を
ひっくり返し
新しい自分を足すのも勇気 かな。


誰しも ささやかな勇気を
日々重ねていますよね。




お気に入りの 勇気 に出会えましたか?

皆さんの勇気が聴きたいなぁ。
と勇気を出してお願いしてみました。




夢を見るのも勇気

と書かれた日野原先生のあとがきが
読みごたえ たっぷりです。

与謝野晶子さんや曽野綾子さんの
勇気のエピソードにふれながら

大人と子どもが時々
お互いを理解するために
この絵本を読むことの大切さ

調和を大切にする日本に
アメリカからやって来た
この絵本の読者が広がることを祈る気持ちで
締めくくられています。



日野原先生はおじいさんではなく
生涯 大人の男性で いらっしやったことを
いつも優しく凛々しい文章を
書かれていたことから
かっこよく感じます。


だから
やっぱり寂しいです…。







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今日の物語はこれでおしまいです。


日野原先生に
感謝をこめて…。

ありがとうございます。



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ごきげんよう。