今日の絵本もクレヨンハウス大阪
山本さんに教えていただきました。


だれもいない店内で
「こんな絵本あるんですよー」と

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暗くなってきた冬の夕方
山本さんが パラパラと
読んでくださいました。


妹が生まれて ちょっとお姉ちゃんでいる事が
重荷の
はるなちゃんがママに
なぞなぞを出すお話です。


皆さんも
はるなちゃんのなぞなぞ いかがですか?




   「ねるまえに はるなが いくのは 
                                        どこでしようか」


        
あれこれ 考えるお母さんですが 

はずれの連続の末 降参します。



「はずれた ばつとして だいすき ひゃっかい!」

「ひえー ひゃっかいも⁉︎」

ちょっと くたびれてた
 お母さんも はるなちゃんも 今は笑顔です。


そして

   おかあさんが 
          ぎゅうっと はるなをだきしめます



            だいすき いっかい

            だいすき にかい

            だいすき さんかい …



次の見開き2ページは
 夜空色にお星さまのバックに


                 だいすき…
                                                だいすき…
     だいすき…
                       
                                だいすき…

            だいすき…
                                             だいすき…



だいすき…の言葉とともに お母さんに抱かれ
ぱっちり開いていた 

はるなちゃんの目が


   はるちゃんの目が…


            はるちゃんの  め  が … とろ〜ん



だいすき…を 聴きながら …
        
             眠り に   落ち ま  …す…。



この場面が とてもよくて …

なんだか 見てるだけで 涙が出てくるほど
しあわせな 寝顔です。

赤ちゃんもだけど
赤ちゃんではなくなった まだ小さな子にとって

お母さんに だっこされて眠りに落ちるって
とても しあわせな ことですね。


なんて この場面は 胸に迫るんだろう…と思い 
本を閉じる山本さんと息を合わせ 

フーッと意をはき
物語から 現実の世界にもどります。




山本さんが 教えてくださったのは…


作者の村上 しいこさんは
辛い子ども時代を過ごされた方だとか。

放課後 本を読むことで寂しい次期を乗り越えられたそうです。


だからなんだ…と 
合点がいったように思いました。

ささやかなでありながら 夢である
大好きな人に抱かれ 「だいすき 」という
言葉を聴きながら眠る なんて…

とても贅沢で 憧れで …ではないかなぁ

だから こんなに 甘くて切ないのかなぁ


という 私の想いです。



この記憶…
匂いや 温もりも 
前回のブログの本文や
いただいた書き込みにある  

ポケットの中の星  にも なるんだろうなぁと。


たくさん抱かれ 大好きと言われた時の
心地よさや安心感を 
何年たっても大人になっても 思い出せると
しあわせ ですよね。



「大好き 100回」って
大好きな言葉です。

言葉のスタンプみたいだと思うのです。



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今日の物語を 閉じましょう。


大好き100回 …。
心地よく 眠りに落ちますように…。



ごきげんよう。



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