ごきげんよう。
今日は 無邪気で楽しくて元気がでる絵本です。
おなじみの絵本ですが クリスマス仕様なんです。
中表紙 裏表紙ともに ジョージのお飾りで カバーを 外してひっくり返すと…
プレゼント カバーに なっていて 本当にかわいいです!
お決まりのスタートです。
とにかく 絵が 素晴らしく どんどん気分があがります。
この立派な もみの木を どこへ運ぶかというと…
シリーズの中で ジョージは入院した時 病院で ひと暴れしてます。
かなり 悪いです。
先程の立派なもみの木も
このように なります!
レントゲン写真を飾ったりしてます。
子どもは こんなの大好きです。
そして
この扱いも お決まりですね。
だけど 子ども達は レントゲン写真に大ウケで、おかしなツリーで わいわい 盛り上がります。
子ども達の嬉しそうな 顔と 嘆願がナースのおねえさんの 気持ちを揺さぶり ジョージは みんなとパーティーが できることになりました!
黄色いぼうしのおじさんも やっとジョージを見つけ、赤いふくをきた おじいさんにも 出会います。
子ども達に 星のかざりつけをたくされる この場面も 本当に気持ちがいいです。
そして
心から いいなぁと思える エンディングです❗️
原作のレイ夫妻は ドイツに住む ユダヤ人なので
ナチスから逃れるために いくつもの 国を経てアメリカに たどり着きます。
そんな思いを 抱えて おさるのジョージ のシリーズを生み出したのです。
抑圧された おそろしい経験を 自由な心と 身の軽いジョージに 託したのでしょうか。
そんな 背景を知って このシリーズを読むと レイ夫妻の心のしなやかさと 強さを感じます。
おおらかで 無邪気な 物語なのに すごく優しく ちっちゃく 痛みも かんじるのです。
かなわないなぁ と思います。
エネルギーと 自由を尊ぶ 優しさあふれる 物語を閉じましょう。
また 明日…。