二人のポップスターが600年を駆ける
狂騒のミュージカル・アニメーション
見届けようぜ。
というわけで
劇場アニメーション『犬王』を観てきました。
時代は室町。
犬王は、観阿弥・世阿弥と人気を二分した猿楽能の名手と伝えられています。
ライブシーンは、ロックなアレンジで映像も美しく見応え十分!
Queenを彷彿とさせるところもあり
テンションが上がりました。
ただ平家物語と、それを語り継ぐ琵琶法師、謡い舞う猿楽師なので
本来能楽が持つ「鎮魂の芸術」という特性がしっかりと描かれていました。
『映像研には手を出すな!』の湯浅政明監督の最新作です。
脚本は『アンナチュラル』『MIU404』の野木亜紀子さん。
初の長編アニメーションの書き下ろし。
先日TVアニメ『平家物語』でも原作となった古川日出男氏の小説が元です。
歴史に隠された実在の能楽師=ポップスター・犬王と友魚から生まれた、時を超えた友情の物語。
と、あります。
先に書いたように
ライブシーンは迫力も満点で凄くよかったんだけど
映画全体として観た時には
音楽をもっと「和」に寄せても良かったんじゃないかなとも思ったり。
あくまで全体の中での話で
ライブシーンだけをミュージックビデオ的に見るのであれば
本当にテンション上がるし、カッコイイんですよ。
私も、めちゃめちゃ好きです。
けれど最後まで見終わって
忘れ去られたもの達への鎮魂という
この作品のテーマがズーンと迫ってきたんですね。
このあたりは好みでしょうから何とも言えませんが
ライブシーンに熱狂する人と
全体テーマを見る人で評価は分かれるかも。
まぁ室町時代の民衆の感覚や感情は
もしかしたらあんな感じだったのかもしれないと思わせるのは
すごかったなぁと思います。
足利義満が登場するんですが
京都では義満ゆかりの地があちこちにあり
私も、各所を訪れているので
こういう歴史系のアニメやドラマを見ると
「あそこだ!」
と前のめりになってしまいます。
南北朝統一を果たし、金閣寺を建立した人なので
あちこちに足跡が残っております。
やっぱり歴史を肌で感じるなら関西です。
桑田和子★ライフナビゲーター
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