次々と夏ドラマが最終回を迎えつつあります。
今期は、かなり脱落して、そんなにたくさん見ておりませんが
最後まで残ったのが
『六本木クラス』です。
テイストは違いますが
共通しているのが
母親の不在
いたとしても影が薄くて
どの作品も父親が重要な役割を果たしています。
特に『六本木クラス』は、ギリシア悲劇に見られる「父親殺し（精神的な）」がテーマなのかと。
象徴的な意味での「父殺し」は、権威に対する革命、体制の破壊です。
このドラマの中での父親を象徴するのは香川照之さん演ずる長屋茂。
主人公の亡くなった父・宮部信二には、どちらかというと母性に近いものを感じます。
時代の中でも、「権威に対する革命」や「体制の破壊」という流れがきているので
個人的に、そこに目が行ってしまうのかもしれません。
秋ドラマの予告もそろそろ始まっています。
医療系、サスペンス系、恋愛ものetc......
ジャンルも様々なので楽しみです。
前回書いた記事
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