SYSTEMATIC PROGRAM

SYSTEMATIC PROGRAM

外国人への日本語教育:基礎教育~初級~中級
"systematic program"(体系的カリキュラム)

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ブログをご覧になってくださり、ありがとうございます。


私"Lenon"は、現在タイで日本語教育の活動をしており、現地語学学校と大学のサポートをしています。


日本語教育経験は6年、過去日本とイギリスで活動してきました。


今後は様々な大陸で活動し、もっと広い視野で日本語教育を捉えていきたいと考えています。




私の日本語教育のベースは "人" です。


「日本語」だけを見ますと、理屈やロジックで固めたくなる傾向がありますが、ベースにはまず、「言語というのは人が使っている」という概念があり、これを抜きにして言語を語ることはできません。


「人の心」というものは、理屈では片付けられません。


その「人の心」が使う言語を常に白黒付けようとすることはとてもナンセンスな話です。


具体的な例として、言語には無数の主観表現や例外が存在しますし、使い方など常に流動的に進化しています。


また、言語を見ることでその言語を使う人たちが持っている概念を知ることができ、その結果その言語地域の文化を本当の意味で知ることができます。


とは言っても、理屈やロジックなくして言語を教えることはできませんし、母語話者ではない学習者に対して抽象的な言語教育はできません。


ですから、日本語を「意味論」と「語用論」の両面から観ることは不可欠です。


「意味論=無人」「語用論=有人」ということで、どうしてもキーワードは "人" になってしまいます。




このブログでは、私の経験を基にまとめたカリキュラムをご紹介していく予定です。


基礎教育~初級~中級と続いていきます。


内容の大まかな詳細に付きましては、次回掲載しますのでそちらをご覧ください。


このカリキュラム"systematic program"は、常に流動的に開発していこうと考えており、これは現時点での完成版として掲載します。


それで、これが絶対というものではありせんので、一つの案として見て頂ければ幸いです。


また、皆様から間違っている点や別のアイデアなどを頂戴しつつ、良いものができあがっていければと考えていますので、意見・指摘・質問・ご相談等なんでもお待ちしております。




Lenon~