『ダヴィンチ・コード』
面白かった。
宗教絡みのサスペンスは何だか複雑そうな気もしたけど全然。
展開としてはイイ感じのテンポで進んでいきます。
「カンヌで失笑」とか言う程ダメじゃないよ。
この映画でブースカ言うのはやっぱり信仰に忠実なというか。
そういう人たちなんだと思う。
宗教感覚も日本人とは違うしね。
※海外で”私は無宗教者です”って言うと無節操な奴と思われるから要注意
追い込まれながら謎を解いていくんだけどね、頭を抱えながらもサクサクと解いていく。
スゲー頭いいから出てくる発想にビックリですがな。
原作を読んでいないし、キリスト教で知ってることなんてたかが知れてるし。
何と何が対立して、どんだけ大騒ぎになるほど重大なのかとか大して知りません。
それでも歴史やらは大好きだからね。
実はコレにはこんな意味が・・・
紀元前からの古文書は・・・
この建物の地下には・・・
そーいうの大好きなのでドキドキワクワクしまくりでした。
でーも、率直に言うと、キリスト教の下地と言うかね、小説読んでるか、かじる程度でもいいから知識が無いと難解かも。
あんだけボリュームある話を2時間半にっつー限られた時間に凝縮して詰め込んでるわけだからね、展開の仕方はいいけどそれだけ早いし。
性質上どうしても説明的な要素も多いから理解しながら観なくてはいけない。
人物相関、謎解きのプロセスとかね。
”話題になってるから””何となく興味があるから”とかそれだけで観ると、歴史の授業の教材みたいな感じになってしまうかもしんないよ。
楽しく観るためにも、ある程度の知識は必要です。
んで、中身。
先に物足りないなぁと思う点から(笑)
ソフィーの活躍が足りなかったなぁと。
名前の通り”英知”を持ってさ、遊びながらかもしれないけどソニエール教わった”暗号読解”の基礎知識があったにも関わらず大して役には立たっていない。
「私はできない・私は知らない」ばっか言ってラングドンの横でオロオロ。
細か~いところを挙げるなら”それを象徴するものは何か”っていうか。
対象とするものの関係の説明がイマイチ足りないなぁと。
例えば、キーだった薔薇・百合・リンゴ。
薔薇・・・イギリス王家の紋章・ヴィーナス・女性・5
百合・・・フランス王家の紋章・マリア・処女・3
リンゴ・・・知識の実・復活とか再生・子宮・5
を象徴するらしいんだけどね。
映画の舞台はイギリスとフランスで、特に良く出てきた数字はフィボナッチ数列
や三角・五芒星
を形成する3と5。
キーワードは”女性・マリア・子宮”。
解決の鍵になったのリンゴはA・ニュートンが重力を発見した”知識の実でシオン修道会が守ってた”子宮”の象徴。
もうチョイ説明があれば、関連してるのが解るよね。
すると・・・聖杯の横に何で薔薇あったか、チューリッヒ銀行の鍵が何で百合なのか・・・解るでしょ?
あーと、これは時間的に難しいから仕方ないんだろうけど、シラスとアリンガローサの宿命、銀行と黒幕と実行犯の関係あたりがもう一歩って感じだったなぁ。
続いて良かったところ。
たまにね、過去の歴史の映像が盛り込まれるんだけど、どことなく味わいがあるように加工されててね、自分もタイムスリップした気にさせてくれます。
観ててすごく楽しかった。
後継者に関しては、今日本でも言われてる皇室問題と似たとこがあって、やっぱ女じゃダメなんかなーと思ったり。
謎を解いていく時、街中にヒントが隠されててまさにナショナルトレジャーだよ(笑)
肝心のラスト30分はとっても良かった。
丁寧にじっくり描かれてるクライマックスは、2000年の歴史ロマンを未来にまで広げたように壮大でね。
これぞ、本を映画化したものの醍醐味ですよ。
「要は何を信じるかだ」ってフレーズ、捉え方によっちゃ逃げにも聞こえるけど好きです(笑)
パリとかロンドン知ってたらもっと楽しめると思うな~。
あ!!!!!!
モナリザの微笑みに隠されてたのってそーいえば何だったんだ??
ダヴィンチはたいして絡まなかったな(´・ω・`)
そんな感じでね、面白かったですよ☆
でも小説読んだ人は過剰な期待はしない方がいいです。
HarryPotterのアズカバン以降みたいに、全然原作と違うじゃんかよ!!ってなりかねないので。
