私は今、自宅にある身近なものを使って、動画生成AIでどこまで表現ができるのかを試しています。
特別な機材や大掛かりなセットを組むのではなく、日常の延長線にある素材だけで、どこまでそれっぽい映像を生み出せるのかに挑戦しています。


今回、最初に試したのは、リモコンからビームを発射して、その光の軌跡で文字を書くというアイデアでした。
いかにもありがちな発想ではありますが、手元にリモコンがあったこともあり、とりあえずやってみようと思ったのです。
VEO3に、『リモコンからビームを発射して「お疲れさま🐈」と書く映像を作って』、と指示を出しました。
結果、確かにビームのようなものは出ましたが、文字化けがすごかったです。
想像とはほど遠く、ただの光のノイズのような映像になってしまいました。

この失敗から、「もっと自然で、テーマを緩くした方がいいのかもしれない」と考えました。
 

そこで次は「自然」というキーワードだけを指定して生成してみました。
AIに余白を与えてみようと思ったのです。
ところが、出てきた映像は岩とコケがメインで、確かに「自然」ではあるのですが、どこか人工的で、命の気配のない風景でした。
自分が思い描いていた「自然」とは違い、ただの静止したオブジェのような画面でした。
VEO3の解釈する「自然」と、私の感じる「自然」はちょっと違いましたね。

 

それでも、こうした試行錯誤はとても楽しいです。
これからも、自宅にある日常の物を使いながら、AI動画の表現を研究していこうと思います。

 

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インスタで動画を投稿しているので、
良ければご覧ください。

下記、今日のプロンプトです。
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■リモコンからビーム
A cinematic close-up of a person holding a TV remote control in a cozy modern room.
The camera stays focused on the remote.
After 2–3 seconds, a thin red laser beam shoots out from the remote’s front, cutting through the air with a subtle glow.
The beam fades slowly, and glowing Japanese text appears in midair: "お疲れさま🐈".
The text is soft white with a gentle shine, floating peacefully for a few seconds.
Warm lighting, shallow depth of field, realistic cinematic tone, calm atmosphere.

 

■リモコンから自然
Create a highly natural and realistic scene inspired by nature.
Focus on organic textures, natural lighting, and realistic colors.
Everything should feel authentic and untouched by digital effects.
Aspect ratio: 9:16.