今までずっと、「CapCut」を使っていました。
スマホでもPCでも気軽に使えて、直感的に操作できる。
そんなある日、動画編集を本業にしている方と話す機会がありました。
その人がはっきりと、こう言ったんです。
「本気でやるなら、Premiere Proを使った方がいい」と。

 

正直、その瞬間は「やっぱりそうか…」と思いました。
どこかで気づいていたんです。
本格的に編集をやる人は、みんなAdobeを使っているということを。
そして、CapCutだけでは越えられない壁があることを。

そうして、ついにPremiere Proをインストールしました。
 

意気込んで起動してみたものの、最初の「環境設定」で早速つまずきました。
設定項目が多すぎて、どこから手をつけていいのかわからない。
まるで未知の世界に放り込まれたような感覚でした。

 

画面の構成も難しく、ボタン一つひとつの意味がわからない。
「エフェクトコントロール」「トラックターゲット」「レンダリング」など、
聞き慣れない言葉が並んでいて、読むだけで頭がパンクしそうになります。

これを日常的に使いこなしている人たち、本当にすごいです。
同じ人間とは思えないレベルで、細かい設定や操作を理解している。
正直、最初の1時間は「やめようかな」とすら思いました。

 

でも、どうやらPremiere Proは必須スキルらしいです。
特に映像を仕事にするなら、避けて通れない道。
「プロの現場で通用する編集」をやるなら、避けてはいけない。
その言葉を思い出しながら、なんとか少しずつ触ってみています。

 

まだ、カットやテロップを入れるだけでも時間がかかります。
ショートカットも覚えていませんし、操作のたびに検索しています。
でも、少しずつ慣れていくしかないんだと思います。

 

CapCutのときのように、自由に編集できるようになる日を信じて。
そして、今よりももっと映像で表現できるようになるために。

今日もまた、わからない言葉を一つずつ調べながら、
Adobe Premiere Proを少しずつ進めていきます。