元々エンジニアとして働いていた私ですが、改めて思うのは「IT用語の理解って本当に大事」ということ。
普段なんとなく使っている言葉でも、正しく意味を説明できる人は意外と少ないんですよね。
そこで今回は、「今さら聞けないけど知っておきたい」基本のIT単語を、できるだけわかりやすくまとめました。
ブラウザ(Browser)
インターネット上の情報を見るためのソフト。代表的なものに「Google Chrome」「Microsoft Edge」「Safari」などがある。ブラウザを使えば、Webサイトを開いたり検索したり、動画を再生したりできる。スマホやPCに必ず入っている基本ツールで、ネットを利用する上で欠かせない存在。
URL(Uniform Resource Locator)
Web上の住所のようなもの。ブラウザの上部にあるバーに入力すると、特定のページへアクセスできる。たとえば「https://www.google.com」がGoogleのURL。URLには「https」「www」「.com」などが含まれ、どのサーバーのどの情報を開くかを指定している。
パスワード(Password)
アカウントを守るための秘密の鍵。SNSやメールなどにログインする際に使う。英数字や記号を組み合わせ、推測されにくいものにするのが安全。誕生日や「1234」など単純なものは危険。定期的に変更したり、二段階認証を併用したりするのが望ましい。
バックアップ(Backup)
大切なデータを別の場所にコピーして保存すること。パソコンやスマホが壊れたとき、バックアップがあれば復元できる。外付けハードディスクに保存する方法や、クラウドに自動で保存する方法がある。仕事でも日常でも、データを守る基本の習慣。
Wi-Fi(Wireless Fidelity)
ケーブルを使わず、無線でインターネットにつなぐ仕組み。家庭やカフェなどにあるルーターが電波を飛ばし、スマホやPCが受信する。速度が速く通信料も節約できるため、多くの場所で使われている。最近では公共施設や電車内にもWi-Fi環境が整っている。
クラウド(Cloud Computing)
データやアプリをネット上のサーバーに置いて利用する仕組み。たとえばGoogleドライブやiCloudなど。端末が壊れてもデータはクラウド上に残るため安心。パソコンやスマホを問わず、どこからでもアクセスできる便利なサービスとして急速に普及している。
IT(Information Technology)
「情報技術」の略称。コンピュータやインターネットを使って情報を扱う技術全般を指す。メール、SNS、オンライン会議など、今では日常生活や仕事のほとんどに関わる。AIやクラウド、データ分析などもITの一分野であり、現代社会の基盤を支える技術。
ストリーミング(Streaming)
動画や音楽をファイルとしてダウンロードせず、ネット経由で再生する仕組み。YouTubeやNetflix、Spotifyなどが代表的。再生と同時にデータを受け取るため、保存の手間がなくすぐに楽しめる。ただし通信環境が悪いと途切れることもある。