開発:MQL開発6/バックテスト結果の分析 | シストレの現実

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教えるような大したものではなく、ユースケースの一つになれば幸いです。

先日行ったバックテストの結果ですが、損益No.1損益+ドローダウンのNo.1 だったパラメータについて分析してみたいと思います。

バックテスト結果


2ヶ月でテストして 20万円 でこれだけしか儲からないなら辞めた方がいいかもしれない。。。orz
ちなみに、このパラメータで1年分をバックテストすると、ガッツリ赤字になるという結果が。。。orz orz

というわけで、ここから修正していきたいと思います。
先日読んだ本の考え方に従って、「早く成功するために、早く失敗して、早く学びを得られた」と考えます。良かった良かった




さて、では、なぜこの2種類の結果を改善サンプルとして選んだか。

利益が高いものを改善していくのは当然として、損益+ドローダウンNo.1を選んだのには理由があります。
損益+ドローダウンが多い、と言うことは値動きが大きい、つまりは価格の上下が大きいということです。

つまり、損する取引を減らしていけば、儲けられる余地が大きいと言うことを意味する、という仮定


さて、前置きが長くなりましたが、上記2種類のパラメータについて、2015年の一年分でバックテストを行いまして、損失が大きい取引を見ていきましょう。

バックテスト結果02




バックテスト結果03


バックテスト結果04


バックテスト結果05


ちなみに、利益の大きい取引の場合も。。。

バックテスト結果06

これもやっぱり損切り価格がキチンと設定できていないから、逆に利確の価格も控えめになってしまうようです。

というわけで、今回のバックテストの結果はEAの不具合の可能性が出てきました。
ラッキー、まだ利益が出る可能性が残ってますね!

まとめますと、今のEAの課題は下記になります。

① ロスカットの価格設定の不具合
② ローソク足と実際の価格設定のズレ
③ 同じバー(ローソク足)の中で新規→決済の注文が発生している

この3つが改善できれば、次に損失が起こるタイミングを分析していきたいと思います。



(追記) ちなみに、Visual Mode の使い方はこちらを参考にしました。

Visual modeの簡単な使い方 | システムトレード研究所 ~FXで完全自動売買~

あと、こっちも分かりやすいです。
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