設計:PDCA(3) | シストレの現実

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インフラ構築のプロが、シストレをゼロから始める記録です。
リーン・スタートアップの考えを取り込み、Expert Adviser を作っていきます。

教えるような大したものではなく、ユースケースの一つになれば幸いです。

PDCA のうち、Check つまり 分析の設計です。

正直なところ、事前に準備した分析方法が合うかは博打アセアセなんですが、一応作ってみたいと思います。

分析目的
・勝率の高いトレードロジックの発見
・トレードロジックの最適化

要件
a) 分析軸
 1.累計/月別/週別
 2.損益状況の把握
 3.取引傾向の把握
 4.今のトレードロジックの勝率と過去取引との比較
b) 仕組み
 1.オンデマンド
 2.自動化

以前に作った要件のうち、関連部分を抜き出してみました。
設計段階となると、もっときちんと決めないといけませんね。


分析仕様
○アプリケーション
 最初はExcelを使います。
 ただ、外出時などで見たいときなどのオンデマンド要件に反するので、時期を見て Google Spread SheetオープンソースのBIへの移行を考えます。

クロス集計による分析
 横軸:週別、月別、累計の列を用意
 縦軸:
  1.通貨価格:高値、安値、始値、終値
  2.通貨比較:各前回との差分、差分比率
  3.短期移動平均:高値、安値、始値、終値、差分、差分比率
  4.長期移動平均:高値、安値、始値、終値、差分、差分比率
  5.取引情報:取引回数、取引額、損益額、勝率、前回比、前回比割合
  6.(トレードロジック毎)取引回数、取引額、損益額、勝率、前回比、前回比割合

このクロス集計で見る視点サーチは以下の通りです。

・利益/損失が出やすい取引はどういう条件か。
 また、どの数値と連動しているか。
・利益額/損失額の大小はどの数値に連動しているか。

膨大な表になる中で、上記の傾向がでる場合の傾向(共通点)を模索していくイメージです。

クロス集計はこんなもんで、次回はグラフ化を考えます。