みなさま、下の数学の公式を覚えている方はいますか?多分理系の方ですね。
任意の点(x、y)を原点を中心に回転させた点(x',y')を算出する式 です。
高校の数学で習いました。(多分数ⅡBでしょうか)
私の上や下の年齢の方で、この 行列 を習わなかった世代がいるみたいですね。
制御系のソフトの世界で 『画像処理』 と言われる分野があります。
図形や行列、統計などを駆使するため、掘り下げると結構難しい分野です。
この画像処理で下記の 『アフィン変換』 と言うのがたまに出てきます。
最初はまた難しい数学なんだろうと思っていたのですが、何のことはない主に式1の回転を意味しているだけでした。
式2を回転だけに特化すると式1になります。
私がこれを知ったのがサラリーマン時代のちょうど40歳の時でした。
40になってこんな数学を使うなんて思いもよらなかった…。
私がなぜ40歳で画像処理を勉強することになったかは、聞くも涙の深い理由がありますがそれはまた今度として、数学や物理は難しそうな式をこれみよがしに使用して見ている人を威嚇しますが、意外と単純だったりするものです。
取敢えず何故そうなるのかという理屈は置いといて、まずはこれを使えばこうなるんだという道具として割切って使用することが大事かなと。
石にぶつかったときに見なかった事にしてさっさと前に進む人と、そこで立ち往生してしまう人と、2つに分かれますよね。
学生時代 ラプラス変換 の講義を受けた時に、先生がこう言ってました。
ラプラス変換は近代技術を飛躍的に伸ばした最重要な式ですが、なぜこうなるかは理学部数学科の人が考えることで、皆さんは考えてはいけません。みなさんは使い方を覚えてただ使えば良いだけです。
見なかった事にするいい加減さって技術屋さんには重要な素養です。でも理屈は後からついてくる場合が多いです。
