12日のNY株式相場は、下落。
小売売上高とミシガン大学
消費者信頼感の結果でFRBの
利上げが早まるとの思惑が
高まりました。
ダウ平均は、
前営業日比61.49ドル安の、
16987.51ドルで終了。
NASDAQは、
前営業日比-24.21ポイント高の、
4567.60ポイントで終了。
S&P500は、
前営業日比-11.91ポイント高の、
1985.54ポイントで終了。
12日のNY外為市場では、
ドル・円は、
107円10銭まで弱含んだのち
107円38銭まで上昇し107円38銭で引け。
FRBのQE終了が接近する中、早ければ
来週のFOMCでフォワードガイダンスを
変更してくのではとの観測が強まり、
ドル売りが優勢となった後、米8月小売
売上高の増加や米国9月ミシガン大学
消費者信頼感指数速報値が一年ぶりの
高水準となったため、債券利回りの
上昇に伴うドル買いが再燃しました。
ユーロ・ドルは、
1.2909ドルまで下落後、1.2980ドルへ
反発し1.2963ドルで引け。
米格付け会社S&Pによるギリシャ格付け
引き上げを好感したユーロ買いが加速。
ユーロ・円は、
138円57銭から139円17銭へ上昇。
ポンド・ドルは、
1.6218ドルへ下落後、
1.6272ドルまで反発。
スコットランド独立の是非を問う
住民投票への警戒感に上値が抑制された。
ドル・スイスは、
0.9368フランへ上昇後、
0.9320フランへ反落。
12日のNY先物取引市場では・・・
NY原油先物は、期近が反落。
終値の前営業日比は、期近2限月が
0.56~0.49ドル安、
その他の限月は0.63ドル安~0.05ドル高。
NY金先物は、続落。
終値の前日比は、7.7~7.4ドル安、
中心限月の12月限が7.5ドル安。
NY銀先物は、期近が堅調。
終値の前日比は、
4.5セント安~1.3セント高、
中心限月の12月限が0.7セント高。
NYプラチナ先物は、総じて軟調。
終値の前日比は、0.2ドル安~0.6ドル高、
中心限月10月限は0.2ドル安。
NYパラジウム先物は、反発。
終値の前日比は、2.70~2.85ドル高、
中心限月の12月限は2.85ドル高。
NY粗糖先物は、期近が大幅続落。
終値の前日比は、期近2限月が
0.58~0.31セント安、
その他の限月は0.32~0.11セント安。
NY大豆先物は、総じて反発。
終値の前日比は、
0.25セント安~29.50セント高、
中心限月の11月限は3.75セント高。
NYコーン先物は、総じて続落。
終値の前日比は、
2.75セント安~7.25セント高、
中心限月の12月限は2.50セント安。
▼本日注目度の高い経済指標▼
日・休場(敬老の日)
20:30 欧・ラスムセンNATO事務総長講演
★★★
21:30 米・9月NY連銀製造業景気指数
★★★★
(前回 14.69、予想 15.00)
▼本日のポイント▼
ドル円は高値圏を維持。
米国債利回りが上げ幅を拡大していて、
ドル円をサポートしたようです。
FOMCをめぐってはさまざまな思惑が
広がっています。
ユーロは、ショートカバーが強まり
自律反発の動きもでて、一時1.29台
後半まで上昇しましたが、1.30の
節目を抜けるのはまだ難しいようです。
外国為替市場15日午前09時45分現在、
1ドル107円27銭前後を推移しています。