6日韓国銀行が発表した「2011年3/4分期国民所得」を見れば政府の4%成長が不発と
なったことが分かる。特に生産と消費の不振が明らかになって成長が鈍化しており
来年の経済の見込みを暗くしている。

韓銀はこの日実質国民総生産(GNP)(GDP)と実質国民総所得(GNI)が前分期に比べ
0.8%ずつ増加したと明らかにした。

しかし民間消費増加率は去る10月の韓銀の予想より0.2%ポイント落ちた。設備
投資も予想より0.4%ポイント下落した。(中略)

実質 GDPは前分期対比で ◇1/4分期 1.3% ◇2/4分期 0.9% ◇3/4分期 0.8% の
増加に止まり上昇幅が縮まっている。(中略)

こうした中、家計借金とヨーロッパ発の金融危機、物価上昇は消費心理を更に
萎縮させる見込みだ。輸入単価上昇で輸出条件が悪化する中で内需萎縮まで
加わって成長鈍化は不可避であるように見える。所得が元の場所でくるくる
回わりながら貯金率も落ちている。

♦GDP·GNI 0.8% 増加に止まる 。政府4%台成長事実上不発 。家計負債 900兆ウォン肉薄 。4分期消費余力は更に下落の憂慮 。