2012年10月13日。快晴。
長男、公式戦初試合。
学童野球の低学年、Jr.の部は、四年生が一人でも居ないと公式戦にはエントリー出来ません。
りくが所属するJr.チームには四年生が居ません。
123年生のみ11人で活動しています。
うち半数は入団半年未満。
夏前から、やっと人数が揃い、基礎もルールも、ままならない状態のまだまだ小さい子供達が猛暑の練習を乗り越えて頑張ってきました。
公式戦どころか、練習試合の経験すらないチームに突然舞い降りた公式戦出場という機会。
周りはもちろん四年生中心のチームです。
ハンディや不安材料を挙げればキリがない状態で迎えた初試合。
子供たち、親たちの気合いだけは充分!!
チームでは、二番目に新しいメンバーのりく。
もちろん練習は頑張っていましたが、
「出られなくても全員野球やんな」が口ぐせ(笑)
朝、車の中でも「一回くらいは打席あるかなー。一回くらいは守りたいなー。」とか話しながら会場へ。
朝、アップの時に告げられたのは、
「八番、センター、りく」
平静を保った顔で聞いてた本人でしたが、ビックリしたらしく、
お茶を飲みにきた時にコソッと
「俺、始めから出るって意味やんな?」と聞いてきてました(笑)
………大丈夫かいな……ただただ楽しみだった私は、一気に緊張……
第一試合だったので、開会式後、あれよあれよと始まった試合。
先攻で始まった試合、点には繋がらなかったけど、塁に出る出る!一回で満塁まで作りました!
すごい!
バッテリーも落ち着いてたし、守備も想像以上に堅かった!
一回から大興奮でした♪楽しすぎるー!たくましすぎるー!でも、可愛いすぎる(笑)
りく、初打席はデッドボール(笑)
でもそれもラッキー!よくぞ当たった!(笑)塁に出れたら走れるんやから。盗塁も必死のパッチながら成功したり♪
二回目の打席は、フォアボールで、また出塁できた。いいやん♪よくボール見た♪
外野は抜けたら命取りやから、体を張ってでもとめろ!と練習で必死にやってきたこと……正直、キレイにとれなかった。ポロっもしたし、後ろにも抜けた……でも、必死で追いかけて返球できたと思う。練習では後ろに抜けた球はコーチが捕ってくれたり、ダラダラ追いかけてたから、心配してたけど。
盗塁も、簡単な盗塁に失敗したりもした。貴重なランナー、残念すぎたけど……後で話を聞いたら守備も打撃も走塁も、練習通りにはいかない事、本人が一番痛感してた。
それだけでも良い経験だったね。
結果は、11対2で負けました。
大差のように思えるけど、ボールもろくに投げられない、野球の「や」の字も知らない子供達が多い中、今日までの成長を見てきた私達からしたら、この2点はキラキラしているし、とられた11点も小さく感じた。
何より、四年生のチーム相手に、ちゃんと「野球」が出来てたもんなー!
ほんとに、心から楽しませてもらえたわ♪
試合後の監督の話を、全員が真剣に聞いてた姿が印象的でした。
いつもはどこか上の空のりく、あ…目が違う…と思わず撮ってしまったわ(笑)
早朝から練習後、開会式、初試合。
午後からは、移動してまた通常どおり練習があったけど、みんな、いつもより元気で頑張ってるように見えたなー。親たちは、午後は睡魔との闘いでしたが(笑)
これから冬は過酷な、ひたすら走り込みの日々が始まるらしい。
入団後、度肝を抜かれた夏越え……、冬は冬で、もひとつ厳しいらしいけど……、春がきた時、三年生が四年生に上がり、正式なJr.チームとして試合が出来るんだなぁと思うと、すごい楽しみ♪
我が家、試合に出た子だけハーゲンダッツ(笑)
パピコを分け合うおチビらにブーブー言われながら味わう優越感ですね(笑)
私も父さんも、よく頑張った!しか言わないけど、本人は、うまくいかなかった場面をひたすら反省していました。「なんで捕れへんかったんやろ。盗塁もな、頭真っ白になってん。あれが試合なんやな」(笑)いっちょまえやねー(笑)
「でも楽しかった!また頑張る!」
うん。それだけで、充分さ。
お母さんらも、楽しかった!
ありがとう♪お疲れ様♪
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