降る六月にひとり
今日も 涙 上がらない 僕にだけ…

探りだした その色に
気付く理由は ひとつだけ
鮮やかなる その笑みは
僕を溶かし 過ぎ去ってく

光り 探り その仕草
誰の仕業 振り返る
満ちた時に 手を伸ばす
少しも 足りなくて
落ちる 咲いた この想い
間違いなく 君だけに
今 誓える ひとつだけ
まだ想っている…

いつから 拾いあげたろう
見つくしまた 遠くなる
君の姿 ぼやけては 鮮やか 浮かぶ

先の笑顔 見送って
「知らず知らず」そんなフリ
待ちて 媚びた その気持ち
まだ自由になれず
広がるのは 僕のせい?
まして 遠く 見ていた影
満ちて 足りた その痛み
そのまま 素顔探る

見つめていたhydrangea
その裏の顔は 僕に似合いすぎていた
見つめていたhydrangea
その深い意味は 君に似合いすぎていた

目を閉じたhydrangea
その色彩に 君を写して 今も
すぐにでも 全て 全て…