出逢うひとたちに
掴みどころの無い子だなぁ〜?と思われている
"わたし"という人間の紹介くらいの気持ちで、
思い出話を思いのままに、
書き綴ってみようと思う。
〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜
わたし、バーコード読むのめちゃくちゃ速いんです!◎
が、この特技、どこへも主張する事なく人生終わる気がするのでココに書き残してみようと思う。笑
昔むかし、
わたしが精神の崩壊を経験するよりもっと前
某財閥系の会社でサラリーをしていた。
わたしたちの部署は他の部署から『大奥』と呼ばれていて、当時の同僚たちとは自分たちの職種を『ガテン系事務』と呼んでいた。
言葉なんかぢゃ伝えられないけれど、
重い荷物抱えて、めちゃくちゃ走ったし、忍者かな?くらいに壁も登りまくった。笑
いま思い返しても、とても特殊な会社にいたなぁと思う。
大奥と呼ばれるからには強豪の女性たちが集っていて、気の強い者しか残れない場所だった。
当時の会社内で断トツの稼ぎ頭の部署。勿論それなりに忙しかったし、少しのミスが大きく響く為スピードと慎重さを同時に求められた。
そこに高卒のわたしはなぜか辿り着き、あれよあれよと特別扱いで引っ張り上げられ気付けば思いもよらなかった会社員になっていた。
はじめは当時付き合っていた彼氏Aクンが就職して土日休みになった為、休みを合わせやすい様に〜くらいの気持ちでとりあえずの腰掛け気分で働き始めた職場だった。
先ずはじめに頼まれた仕事が、中にぎっしり書類が入ったA4サイズの封筒に貼られたバーコードをひたすら読み込むという作業だった。
ナニコレ。
全く意味がわからない単純作業。
一箱分終わっても永遠に出て来る。
眠気との戦いだった。
何とかお昼休憩になると、他の部署で働いている方々とも共有の休憩スペースで昼食を取って喫煙所に向かった。
喫煙所にはわたしが配属された部署のお姉様方も。みんな若くて化粧もバッチリのギャルかB-girl。
見た目だけでも強めだった。
昼休憩終わり、職場に戻ろうと歩いていると他場所の派遣バイトのリーダーの女の人に突然、
可哀想だね〜、大奥なんでしょ〜?
と言われた。
ん??可哀想???
わたしはあっちの方が合ってるけどなぁ…と不思議に思う反面、あーなるほど。大奥って呼ばれてるんだ◎笑
と他人に言われて初めて気付いた。
確かに、部長こそ気の弱そうな男性、THEサラリーマン!みたいなひとではあるけれど、その他7〜8人全員が20代の化粧バッチリ系眉毛細目!な女性陣。よく見たらスパイラルパーマギンギンのひとは制服規定の黒のパンツがDickies。
あー絶対話合うな◎と期待した瞬間だった。
そんな諸先輩方に仕事ぶりを気に入られ大奥の一員となっていたわたし。
自分の人生でサラリーを経験するなんて思ってもみなかった分、仕事もたのしかった。
ある日、たまたま部長とエレベーターが一緒になり背後から観察していたら、背中から疲労が馴染み出ていた。
あーこれがサラリーマンかぁ〜。この日々を大半のひとたちは何十年と続けて死んでいくわけかぁ〜なるほど。
その時わたしは悟ったのだと思う。
ココは自分が長くいる場所では無いと。
直属の上司は40代で産休から戻ったアベさんと言う三児の母。どうやら再婚で末っ子はまだ赤ちゃん。旦那さんは自営業。カムバック後程なくして、自分名義でマイホームを購入したという。
某財閥系会社、銀行のローンも一発。
自営業の旦那さんよりスムーズにローンも組めるらしい。
20歳そこそこの無知なわたしには世の中の仕組みがとても勉強になった。
わたしが居た数年間に、後に続けとばかりに先輩たちは次々に結婚して、自分名義で家を買っていた。
直属のスパイラル先輩も程なくして結婚妊娠。その分の穴埋めもかねて、わたしは同期には負けてないな◎と奢る程働いた。億を動かす案件も担当した。
わたしもこのままココで働いていたら、このラインには絶対乗って行けるんだな◎
そう明確に将来が見えた瞬間、猛烈に怖くなった。
そんなの全然求めてない…
見える未来が怖いと感じて、『うん、辞めよう!』と秒速で決意した。
いまも時々考える。あの時あのまま続けていたら…
結局、無い世界だな◎と思う。
その後経験した全てがいまのわたしを創っている。
わたしはアレを選べるわたしではない。
はっきりと揺るぎない感覚がいつでもわたしに湧き上がる。
普通。なんて求めてなかった。
でも、求めて居ないはずのわたしがなぜかあんな経験を出来たことが不思議だし、本当にラッキーでしかなかったなぁと思う。
何のために?と思うけど、"なんとなく"
いつかわたしは自分の本を書くだろうとなんの根拠も無い想いがあの頃からあった。
それをいま、
ようやく少しずつはじめてみようと思う◎
実はわたし、バーコード読むのめちゃくちゃ速いんです!◎
笑