41. リーダーシップ ( 2006年 3月 5日 )
リーダーシップ能力は長い時間をかけて醸成するものです。
短期の研修で身につけられるような代物ではないと思います。
長期の視点に立ったとき小手先だけのテクニックは
ほとんど役に立たないし、場合によっては逆効果になることさえあります。
研修なんか受けなくても、ほとんどのビジネスリーダーは
独自のリーダーシップ能力を長年の体験から身につけています。
長期の視点に立ったとき、どんな人が一番信頼できるのでしょうか?
「誠意」、「知力」、「感情面での成熟」、「情熱」などが挙げられます。
「調子がいい」、「愛想がいい」、「何を頼んでも快く引き受けてくれる」など
短期の視点で信頼できる人とは基準が大きく異なってきます。
先日、和太鼓教室の新年会を開催したのですが
メンバーのひとり、ある一部上場企業の人事部長さんは
一見、冷ややかで無愛想に感じますが(中身は、とてもやさしい方です)
とにかく真面目で、真剣で、謙虚で、約束をしっかり守る人です。
県庁幹部のメンバーもいらっしゃいます。
彼は、一見ちゃらんぽらんに見えますが、決してそのようなことはなく
「ふざける」ことと 「楽しむ」ことの違いを明確に把握しています。
必ず約束を守り、太鼓ではボスになる私に密に報連相をして下さいます。
二人とも「課題」や「目的」が明確で、芯がぶれていません。
当然、メンバー全員から、常に一目置かれているし愛されています。
私が心から信頼しているメンバーです。
芯、中心、根がしっかりしていることは、リーダーシップの要素であり、
そのような人たちは、最も信頼に値する人物だと思います。
朝日新聞 試写室より
矢沢56歳。「よろしく」 情熱大陸 矢沢永吉
川崎のライブハウスであった公演を、6日に見た。
超満員の観客とその熱気。矢沢の歌声は、
本人が言う「艶感」と「吐息感」をますます増していた。
56歳になった矢沢永吉を番組は追う。
ロックバンド「キャロル」を解散し、ソロになってから30年。
今年は恒例の日本武道館公演を封印し、ライブハウスのツアーを決めた。
公演名は「ルーツ」。
「ライブハウスには、『おれは有名になりたいんだ』という叫びのにおいがある」
語録がいい。
「またツアーが始まる。音楽、最高」
「自分の中の欲は敵であるし、すごく大事なもの。欲のないやつはだめよ」
29歳のころの自分に、映像で対面する。
持論をまくしたてる若き矢沢を見てひと言。
「プロデューサーとして見ると、この人はサクセスしますよ。ブレてない」
高みをめざす情熱。それを実現するための節制。
YAZAWAは変わっていない。 (西秀治)
リーダーシップ能力は長い時間をかけて醸成するものです。
短期の研修で身につけられるような代物ではないと思います。
長期の視点に立ったとき小手先だけのテクニックは
ほとんど役に立たないし、場合によっては逆効果になることさえあります。
研修なんか受けなくても、ほとんどのビジネスリーダーは
独自のリーダーシップ能力を長年の体験から身につけています。
長期の視点に立ったとき、どんな人が一番信頼できるのでしょうか?
「誠意」、「知力」、「感情面での成熟」、「情熱」などが挙げられます。
「調子がいい」、「愛想がいい」、「何を頼んでも快く引き受けてくれる」など
短期の視点で信頼できる人とは基準が大きく異なってきます。
先日、和太鼓教室の新年会を開催したのですが
メンバーのひとり、ある一部上場企業の人事部長さんは
一見、冷ややかで無愛想に感じますが(中身は、とてもやさしい方です)
とにかく真面目で、真剣で、謙虚で、約束をしっかり守る人です。
県庁幹部のメンバーもいらっしゃいます。
彼は、一見ちゃらんぽらんに見えますが、決してそのようなことはなく
「ふざける」ことと 「楽しむ」ことの違いを明確に把握しています。
必ず約束を守り、太鼓ではボスになる私に密に報連相をして下さいます。
二人とも「課題」や「目的」が明確で、芯がぶれていません。
当然、メンバー全員から、常に一目置かれているし愛されています。
私が心から信頼しているメンバーです。
芯、中心、根がしっかりしていることは、リーダーシップの要素であり、
そのような人たちは、最も信頼に値する人物だと思います。
朝日新聞 試写室より
矢沢56歳。「よろしく」 情熱大陸 矢沢永吉
川崎のライブハウスであった公演を、6日に見た。
超満員の観客とその熱気。矢沢の歌声は、
本人が言う「艶感」と「吐息感」をますます増していた。
56歳になった矢沢永吉を番組は追う。
ロックバンド「キャロル」を解散し、ソロになってから30年。
今年は恒例の日本武道館公演を封印し、ライブハウスのツアーを決めた。
公演名は「ルーツ」。
「ライブハウスには、『おれは有名になりたいんだ』という叫びのにおいがある」
語録がいい。
「またツアーが始まる。音楽、最高」
「自分の中の欲は敵であるし、すごく大事なもの。欲のないやつはだめよ」
29歳のころの自分に、映像で対面する。
持論をまくしたてる若き矢沢を見てひと言。
「プロデューサーとして見ると、この人はサクセスしますよ。ブレてない」
高みをめざす情熱。それを実現するための節制。
YAZAWAは変わっていない。 (西秀治)