私、アラカン今年57才になりました
映画もたくさん観ました
昭和の時代は映画館は2本立てで2作品観れたんですよ~
それと映画館内のマナーもゆるかったので朝一で観に行くときはマックなんかでテイクアウトして、映画観ながらブランチしてました
お昼過ぎに行って上映中でも自由に出入り出来たので満員でも途中から入って立ち見をして、映画が終わると席が空くので1作品目を観て途中から観た2作品目をまた始めから観ることも出来ました
大袈裟に言うと映画館が開いている間はエンドレスで映画が観れたのです
そして次回観る映画の前売り券を購入して街をブラブラし晩ご飯を食べて帰るのが定番でした
私の記憶では「E.T.」から1本になったんですよね~「E.T.」は特別なのかと思っていたらそれから映画はずっと1本立てのままでした
そんな昭和の映画や映画館の思い出なんですが私のいちばん好きな映画もそんな昭和の2本立ての頃の映画です
ある日どこかで samewhere in time 1980年作品
当時はお目当ての映画ではない方が良かったと言う話はよくありましたがこの作品に関してはその比ではありませんでした
主演は「スーパーマン」で有名なクリストファー・リーヴ(残念ながら2004年に52才の若さでお亡くなりになられました。)
ヒロインはジェーン・シーモア(ジェーン・シーモアについては後にも先にもこの映画でしかお目にかかっていません。)
美しい映画
この映画を象徴する言葉は「美しい」です
風景や建物などの背景、ラフマニノフの音楽や人の心も美しいんですがなんといってもジェーン・シーモアが美しい
この映画同様私は今までスクリーンで観た女優の中で一番美しいと思います
ストーリーは時空を超えた愛のお話なんですけど当時高校生だった私は映画館で大号泣でした
大好きな人が突然いなくなった時の絶望感元に戻りたいのに戻れない絶望感
運命のいたずら神様が遊んでみただけ
誰も悪い人はいない・・・でも1979年のコインが憎い
永遠に愛される映画
そんな私の心をわしづかみにしたある日どこかで samewhere in timeは公開当時はそんなに話題にならなかったんです。
しかし時は過ぎネット社会になり、ある日どこかでを調べると結構好きだったとおっしゃる方々がいらっしゃるではありませんか
どっかのホームページではケーブルテレビでやっていて好きになったとおっしゃってる方もいた
こんなにある日どこかでは愛されていたのね~って泣けた
そしてDVDが販売されているのもネットで知り、即購入して届いてすぐ観て・・・その時は冒頭で老婆がリチャード(主人公)にcome back to meと懐中時計を渡した時点でもう号泣
この映画がまさかDVDでまた観れるとは思わなかったので本当に良い世の中だなって思います
私みたいに泣いてばっかりの人はこの映画は1人でじっくり観るのが良いかも
今という時は二度と帰って来ないって思うと人生を大切に生きて行こうと思えるし、感謝出来るし、大切な人、大切な物に気付かされる・・・そんな映画です