常に俯瞰して物事を見ることができても

それでは感情が味わえず

常に感情に翻弄されていては

生きることが辛くなる

ここで仏教でいわれるところの中庸だ

何気に実は私たちは中庸で生きている

たまにすごい感情的な人をみけど

その人たちにも冷静な時間はあるのであって

傷ついたりショックを受けたり激しい波の中にある時ですら

静かなさざなみが心の奥には流れていて

主導権はこちらからあちらに

あるいはあちらからこちらへと手渡されたりする

行動はここから派生していて

感情豊かな自分を自分として表現するか

あるいは冷静沈着な自分でいるか

選択は相手によって、場合によって

またはコンディションによってちがう

なので、あるひとからあなたは

とても感情豊かな人といわれ

ある人から冷酷で冷たいと揶揄され

べつのところでは悪口のターゲットになっているのかもしれない

ドラマ「カルテット」の松たか子演じる

巻 真紀さんというひとのせりふはいつも秀悦

一言で相手の心を掴み

深い傷すら癒す力がある

達観して全てを受け入れられても

自分だけの世界でそうであることは

やはり人として虚しいとおもう

沢山嫌な思いをし

死ぬほどへこみ

何度もなんども崖をよじ登って生きてきたのならば

あるときその経験が

心から生まれる言葉となって

だれかの心を一瞬でも癒せる力になれるのであれば

どの経験もすばらしいということに

なるのではないだろうか