*本を読んで、超個人的に印象に残ったことや、メモとして残しておきたいことを書いてゆきます。
本の紹介というより、個人的なメモと化する予定ですので、ご了承ください。。ネタばれありありです。
『人の目をきにせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと』
著者:金光サリィ
<あらすじ>
東京での人間関係に疲れ果て、逃げるように沖縄へ引っ越してきた薫。今は沖縄でビラ配りのバイトをしている。
仕事帰りによったルカインドというカフェバーで飲んでいると、お店の看板猫の黒猫(名前:ライオン)に話しかけられる。
ライオンの問いかけに考えたり答えたりしながら行動していく内に、薫に色々な気づきと変化がもたらされる。
物語風に進んでいく、メンタルトレーニング系の本。
<印象に残った部分/感想/実践してみようと思ったこと>
●モヤモヤを人に吐き出さない。
吐き出さずに自分の中で解決しようと努める。他人に対しても、その人自身の解決する力を信じて、温かく見守る。
モヤモヤを吐き出すとその時はすっきりしても問題解決になっていないことが多い。
「ため込まずに、吐き出したほうがいいよ」という人は、相手への優しさと見えて、実は自分に依存させて自分が重要な人間と感じたい欲求を満たしている場合もある。
黒猫思考は、愚痴や不平不満や泣き言を言わずに、胸のモヤモヤを問題解決のエネルギーとして利用する。
『どうすればうまくいくだろう?』と自分に問う。そうすれば脳が解決策を考えてくれる。「吐き出しなよ」と言ってくれる人に対しては、その人の期待に応えてモヤモヤを吐くのではなく、「大丈夫だよ~。心配してくれてありがとう」と感謝して受け流そう。
→ストレスは一人で抱え込まずに、人に聞いてもらったり吐き出そうという内容の本や思考が多い中、上記にピックアップした内容のように、モヤモヤを吐き出さないことで自分の中で解決する力を養ったり、行動に移すことになるという点は非常に印象に残ったし、黒猫思考らしい部分だと思った。
→モヤモヤをや愚痴を人に吐き出さず自分の中で解決方法を考えてみる。頭の中のモヤモヤを紙に書き出して、客観的な解決方法を自分自身で考えてみる。
●脳の中で「疲れた」というと、脳が『私は疲れているんだ~。そうかそうか、疲れた感じをもっと表現しなくては』ってがんばってしまうらしい。脳は言葉の指令に従うようにできている。
感情は誰のものでもなく本人のもの。自分で『怒る』という選択をして怒っている。怒らないという選択もある。
「私の周りには、仮に大変なことが起こっても、悲しい、苦しい、ツラいという感情を持たない人、というより、持たないと決断した
人が大勢いるよ。面白いことに、そういう人には、大変なことが起こらない。その人を好きな人、尊敬してくれる人に囲まれて、
楽しく人生を送っている場合が多いんだ。」
→脳科学の視点から書いてある部分も興味深い。脳からの指令でこういう風になるといわれることで、感情的ではなく理論的かつ客観的に自分の中に起こっている感情をみつめることができる。
→疲れたとか、嫌な気持ちになった時にそれが自分自身が選択している感情だということを理解する。一日を楽しく過ごせるよう切り替えて、よい感情を自分で選択するようにしてみる。
●群れずにひとり行動することが「自分」に自信を持つことにつながる。
ひとり行動の場合、やることをすべて自分で決められて、その通り確実に実行することができる。つまり、自分との約束を必ず
守ることができる。
「映画を観に行こう(と自分と約束する)」→「観に行く(約束を守る」
「コーヒーを飲みに行こう(と自分と約束する)」→「飲みに行く(約束を守る」
こんな単純なことだけでも、滞在意識が「私は約束を守る人間だ」と認識してくれるようになる。そして、だんだんと自信が持ててくる。
※著書より引用
「(そうそう、ほかにもあるよ。たとえば、飲み会に誘われたけど行きたくないと思ったら、どう返事をして断る?)」
「んー、『今お金がないから』とか『体調が悪いから』とかかなぁ。ウソも方便って言うじゃない?」
「(ウソも方便といえども、ウソはウソ。相手にはバレなくても自分の潜在意識にはバレバレで、ウソをついている自分を次第に信じられなくなるんだ。あれこれ考えずに『今日はやめておく~』でいいんだよ)」
→一人行動がよいという考え方はよく聞くが、それが「自分との約束を守りやすくなることで自信につながるから」という視点は目からうろこだった。確かに小さなことでも自分で決めたことを実行できた日は気持ちがよいし自信につながりそうな気がする。
→今日はこれをするぞなどと決めた自分との約束ごとやマイルールを破らずに実践する。守ってみる。小さなことからでも自分に〇をつけていく。TO DOリストに〇をつけていく。
→夢を100個まで書き出してみたことはあるが、1000個はない。確かに1000個も細かく書いていけは、次々とかなえられることがでてくるだろう。
→著書にあった例文を参考に細かく1000個の夢を書いてみる。できたものに〇をつけていく。
<著書の中には、実在するお店や、コミュニティも。いつか訪れてみたいのでメモ。。>
*ルカインド@那覇
→薫がライオン、夏樹と最初に出会ったカフェバー。
https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47009690/
*あめいろ食堂@那覇
→薫がビラ配りをしていた食堂。のちに正社員として働くことを誘われる。
https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47007371/
*Salon鼠@沖縄
→食べた落花生の殻を床に捨てるスタイルのバー。シンクロが多発しまくるお店。
https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47015489/
*カフェ・ブルーグロット@吉祥寺
→ビラ配りをしていた時のお客さんが立ち上げたお店。店長としてスカウトされる。
架空のお店?
ブルーグロットとは、薫がずっと行きたくて夢リストの一番に書いた「青の洞窟」という意味だった。
*黒猫倶楽部@Facebook
→黒猫思考を愛する人たちが集まる全国的なコミュニティ。
https://ja-jp.facebook.com/kuronekoclub
*薫が考えた質問リストとルール。
*カフェエスプレッシーボ@広島
→薫が旦那とあったカフェ。
https://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340114/34010815/