あなたにとって、この一年はどんな一年でしたか。

思い通りに進んだこともあれば、途中で止まってしまったこと、後悔が残った出来事もあったかもしれません。

それらすべてを含めて、今年という時間は、あなたに何を残してくれたでしょうか。


僕は毎年、大晦日に必ず一年を振り返ります。

いわば「一人反省会」。

誰かに評価されるためでも、正解を探すためでもありません。

ただ、自分自身との約束を守れたかどうかを、静かに確認する時間です。


年初に決めたこと。

途中で決め直したこと。

続けられたこと、やめてしまったこと。

そのすべてを感情抜きで眺めます。


反省という言葉は、どうしてもネガティブに捉えられがちですが、反省しなければ修正はできません。

修正できなければ、成長もありません。

進化する人と、毎年同じ場所をぐるぐる回る人の違いは、才能ではなく、この振り返りをしているかどうかだと思っています。


時間は「あるかないか」ではなく、「作るかどうか」です。

振り返る時間が取れないというのは、本当は時間がないのではなく、優先順位の問題です。

人生を良くしたいなら、振り返る時間は最優先事項にしていい。


進化するために、瞑想や内観は欠かせません。

外に答えを探すのをやめて、内側に意識を向ける。

すると、今の自分に足りないもの、改善すべき点が自然と浮かび上がってきます。


気づいたことは、その場で紙に書き出します。

頭の中だけで整理しようとすると、ほぼ確実に忘れます。

書くことで、曖昧な気づきが具体的な行動に変わります。


一年を振り返る目的は、過去を責めることではありません。

同じ轍を踏まないためです。

失敗も停滞も、振り返らなければ「ただの出来事」で終わります。

振り返って初めて「教訓」に変わるのです。


年越しは、一年の終わりであると同時に、新しい流れを作るための区切りでもあります。

気持ちを切り替え、次に進むためのスイッチを入れるタイミングです。


一年の中には、いくつか大きな区切りがあります。

1月1日の元旦。

自分の誕生日。

そして2月3日の節分。


特に重要なのが、1月1日から2月3日までの33日間。

この期間に、どれだけ意識的に動けるかで、その年の流れは大きく変わります。

ここでロケットスタートを切れるかどうか。


この33日間で、何を成し遂げるのか。

何をやり切るのか。

やるべきことを全部決めておく。

これは長期計画ではなく、あくまで短期集中の計画です。


2月3日までに、絶対に成し遂げると決めたことができているか。

それは誰との約束でもなく、自分との約束です。

自分との戦いです。


人生は、ゴールから逆算して考えるとうまくいきます。

今何をするかではなく、どこに行きたいかを先に決める。

そして、そこから今に戻ってくる。


逆算思考を持つことで、行動に迷いがなくなります。

振り返りと逆算。

この二つを習慣にできた人は、静かに、確実に人生を前に進めていきます。


今年をどう締めくくり、次の一年をどう始めるか。

その選択は、今この瞬間から始まっています。


タンスの奥に衣類をしまい込むことが、前に進むことではありません。

本当に大切なのは、あなた自身が重たいものを抱えたまま隠れるのではなく、自分の才能や個性を開花させ、身軽になって堂々と表に出ていくことです。


服というのは不思議なもので、ただの布切れではありません。

そこには思い出、感情、時間、誰かとの関係性が染み込んでいます。

だからこそ、処分できずにタンスの奥へ奥へと追いやってしまう。

見なければ心が揺れないから、触れなければ決断しなくていいから。


特に、お母さんの衣類や思い出の品に執着してしまう気持ちは、とても人間らしく、愛おしいものです。

それは弱さではありません。

誰かを大切に思ってきた証であり、あなたが優しさを持って生きてきた証拠です。


でも、その優しさが、今のあなたの足を止めてしまっているとしたら。

過去にしがみつくことで、未来へ進むエネルギーが滞っているとしたら。

そろそろ、形を変える時なのかもしれません。


思い出を捨てる必要はありません。

忘れる必要もありません。

大切なのは、「保管する」から「原動力に変える」ことです。


あの頃があったから、今の自分がいる。

あの人の存在があったから、ここまで来られた。

そうやって、心の中で感謝に変えられた瞬間、その役目はもう終わっています。


物として手元に残しておかなくても、エネルギーはあなたの中に生き続けます。

むしろ、手放したことで、そのエネルギーは循環し、未来を動かす力へと変わっていきます。


あなたはもう、守られる側だけの存在ではありません。

自分の足で立ち、自分の人生を歩いていける力を、すでに持っています。

才能も個性も、眠ったままではなく、使われる時を待っている状態です。


身軽になるというのは、失うことではありません。

余計な重りを外し、本来の自分の輪郭を取り戻すことです。

だからこそ、姿勢は自然と伸び、表情は明るくなり、威風堂々と前を向けるようになります。


今のあなたには、思い出を未来への活力に変える力があります。

過去を敬いながら、未来を選ぶ力があります。

タンスの奥ではなく、光の当たる場所へ。


あなた自身が、あなたの人生の主役として、堂々と表に出ていく時です。


人間関係で悩んでいる人は本当に多いですが、運というものは、実は「人」が運んできます。

どんな環境に身を置くかよりも、誰と関わり、誰と時間を共有するか。

それが人生の流れを決めていると言っても言い過ぎではありません。


人生の醍醐味は、

誰と出会い

誰と付き合い

誰と過ごすのか。

この積み重ねにあります。


だからこそ、どんな人と付き合うかには、少し大げさなくらい真剣になるべきです。

交友関係が広くて華やかに見えるからといって、その人の運気が良いとは限りません。

むしろ、人の出入りが激しすぎる人ほど、人間関係が浅く、流れが安定していないことも多いのです。


近づかない方がいい人には、いくつか共通点があります。

価値観、言動、態度。

中でも金運という視点で見たとき、特に注意した方がいいのが「ケチな人」です。


ケチと聞くと、単に節約家のことを思い浮かべるかもしれません。

ですが、ここで言うケチは、計画的にお金を使わない人のことではありません。

人に対して誠実さを欠いたお金の使い方をする人のことです。


例えば、

「今日は僕がおごりますよ」

そう言って誘ってきたにも関わらず、いざ会計になると

「財布がない…忘れてきてしまいました」

と平然と言う人。


これを一度だけなら、たまたまかもしれません。

でも、会う人会う人に同じことを繰り返している人が、実際にいます。

しかも後日、その件について一切触れず、なかったことにする。

謝罪もなければ、埋め合わせもない。


わざと財布を忘れたフリをして、誰かに支払わせる。

もし、あなたの周りにこういう人がいるなら、その人は常習犯の可能性が高いでしょう。


こうした行動の根底にあるのは、「人の善意を利用しても平気」という感覚です。

この感覚を持っている人は、お金だけでなく、時間や労力、感情に対しても同じような扱いをします。


一緒にいると、なぜか疲れる。

話しているだけなのに、消耗する。

後味が悪い。

そんな感覚が残る相手は、ほぼ間違いなくエネルギーの奪い合いが起きています。


人の振り見て我が振り直せ、という言葉がありますが、こういう人を見ていると、本当に学びになります。

自分は同じことをしていないか。

無意識に誰かに負担をかけていないか。

そうやって自分を振り返るきっかけにもなります。


ただ、学びは学びとして受け取っても、同じ場所に留まる必要はありません。

仕事でも、プライベートでも、そういう人と長く一緒にいると、確実に流れが重くなります。

頑張っても報われない感覚が増え、判断力も鈍っていきます。


運のいい人は、決断が早いです。

違和感を感じたら、無理に正当化しません。

「この人とは距離を取ろう」

そう決めることに、罪悪感を持たないのです。


運は人が運んできます。

だからこそ、誰と一緒にいるかは、人生そのものを選んでいるのと同じです。

優しさと誠実さを持った人と付き合うことは、自分の未来を大切にすることでもあります。


人間関係は数ではありません。

深さと質です。

あなたの時間とエネルギーを、本当に価値のある人に使えるよう、今一度、周りを静かに見渡してみてください。