今回はよく使用するオートフィルについてです.
下の図に示すような計算を行う場合を例に説明したいと思います.
一つ前の値との差を取るためにこのような計算式を入れたとします.
毎回計算式を入れるのは手間がかかるので,オートフィルを使ってみましょう.
セルの右下にカーソルを合わせるとアイコンの形が変わり,ドラッグすることで
オートフィルはできます.
でもこのやり方では5秒かかっています.
さらにデータ数が1000まで増えると・・・
約20秒かかってしまいます.
データ数が増えれば増えるほど,オートフィルにかかる時間は長くなってしまいます.
しかし,ある方法を使えば,データ数に関係なく1秒でオートフィルができてしまいます!
ただし,Excel2007以降に限ると思います;;
そのやり方は
「セルの右下にカーソルを合わせアイコンが変わったら,ダブルクリックする」
です.
では,ご覧下さい.
いかがですか?
このようにダブルクリックするだけで一番下まで計算式が入力できてしまいます.
ただし,注意点があります.
オートフィルするセルの隣が連続になっていないとできません.
例えば,下の図の場合,ダブルクリックでオートフィルすると・・・
空白のセルがある行で,オートフィルが止ってしまいます.
ですので,連続データの場合のみに適用するようにして下さい.
一度,ご自身で試してみて下さい.