この記事では「伏羲コンボ」デッキについての解説をします。
サンプルとなるレシピの紹介と採用カード、簡単な回し方の解説がメインとなります。
1. デッキレシピ
2. デッキの概要
3. 採用カード解説
3-1. ルーラー
3-2. メインデッキ
3-3. 魔石デッキ
3-4. サイドデッキ
4. 回し方
5. 採用候補
6. 対策カード
7. 対面時の立ち回り
8. 最後に
https://www.forceofwind.online/view_decklist/114462/
レガリアを捨てることでプレイコストを軽減するドラコニックタイズをすべてのドラゴンに付与し、手札消費と引き換えに大型のドラゴンリゾネイターを連続で展開するコンボデッキ。手札消費をルーラーの持つレスト能力やルーンで補うことで解消でき、万能サーチを有するため高い安定感とスピードで相手のライフを削り切ることができる。
採用したカードとその理由について解説します。
※便宜上ルーンデッキについてもこちらに記載します。
「Fu Xi/Fu Xi, King of Kunlun(伏羲/崑崙の帝王 伏羲)」
神力10とジャッジメントしか持たないNV共通の表面。
ジャッジメントするとドラゴンをサーチして場に出します。たまに使うかもしれませんが基本的にはつかう前に決着します。
「Lady Nüwa, Beloved Queen of Kunlun」
相方のルーラーに3コストのジャッジメントを、ドラゴンのカードにドラコニックタイズを付与するルーラー。お互いのエンド時にドラゴンパワーとドラゴンエンブレムを獲得する誘発能力と、赤のレガリアを墓地から回収するレスト能力も持ちます。
中~大型が多いドラゴンをレガリアをコストにすることで大幅にコスト軽減できるようになり、序盤から大量展開が狙えます。レスト能力によりコストをある程度賄えるので、赤いレガリアを優先的に捨てましょう。
伏羲やドラゴンフレイムの固有ギミックを助長する誘発能力もあり、毎ターン自動で蓄積されるため手軽に利用できます。
「To Arms!」
天使、騎士、装備を持つカードのいずれかをサーチする詠唱ルーン。同名カードのプレイをしていなければ0コストでプレイできます。
パニッシュメントのサーチ手段として。他の装備品や防御性能の高い天使等も採用してもよいかもしれません。
「Taking Attendance」
デッキの上5枚から白のリゾネイターを手札に加える詠唱ルーン。同名カードのプレイをしていなければ0コストでプレイできます。
メインデッキでの当たりはレガリアビーストのみなので打率はやや低めですが、このデッキにとっては非常に優秀なカードなので探しに行く価値はあります。
「Dragon's Flight(竜の飛翔)」
ドラゴンのサーチか、ドラゴン1体のATK分のダメージを相手のリゾネイターに与える効果を選ぶルーン。NVのスターターデッキ以降再録されていない地味にレアなカードです。
玄武や伏羲のような強力なドラゴンのサーチ手段であり、これらはレガリアでもあるのでレガリアサーチとしても扱えます。もちろんワイバーンのようなレガリアでなく便利な能力を持ったドラゴンも非常に強力なので、適宜サーチしましょう。
「Show, Don't Tell」
デッキトップ3枚を公開し、手札と墓地と除外に振り分ける詠唱ルーン。同名カードの初回プレイでは1コストで利用可能です。
赤のレガリアやレガリアビーストは墓地から手札に戻す手段があるため、2アド以上獲得できることもある便利なカードです。
「Demonic Glyph of Bleak Sorrow」
ブレークソロウ。1ターンの間すべてのリゾネイターを対象のリゾネイターのコピーへと変えます。
伏羲をコピーすることで無限アタックが可能となったり、玄武をコピーしたうえでワイバーンと適当なレガリアをサーチしてドラコニックタイズでプレイするとワイバーンが玄武の参戦を発動し、再度同じものをサーチすることでワイバーン4体を並べるようなこともできます。
もちろん相手の強力なリゾネイターをコピーすることも有効で、いろいろな使い道のあるカードです。
「Regalia Beast」
レガリアビースト。場に出る際に選んだ色の扱いになり、その色のウィルを生み出してくれるいわゆるマナクリ。とはいえこのデッキでプレイされることはほとんどなく、本命は墓地で発揮される誘発能力。
リゾネイター以外のレガリアが場に出た際に墓地から手札に戻る能力を持ち、リゾネイターかつレガリアのため、ドラコニックタイズのコストとして最適です。参戦時は非リゾネイター扱いの海賊船や、条件付きながら1コストでプレイでき非常に強力なパニッシュメント等相性のいい赤のレガリアは多い他、0コストの元祖レガリアを採用するのも良さそうです。
「Wyvern of Mount Olga」
ワイバーン。手札からプレイした際に800点のダメージをリゾネイターに与える参戦を持ち、素のステータスもなかなかに優秀です。
2コストなのでレガリア1枚あれば0コストでプレイできる瞬動持ちの飛翔アタッカーで、天敵のスピリットやアラバスターを除去できる参戦も強いため状況によってはハードキャストも視野に入ります。
「Fu Xi, Steamforge Dragonlord」
伏羲。2種類のドラゴンエンブレムを破棄することでヴァーミリオンのドラゴンエンブレムを2つ獲得する条件能力と、攻撃時に炎か水のドラゴンエンブレムを獲得し、ヴァーミリオンのエンブレムを2つ破棄すればドローと赤のレガリアトークンを生み出す誘発を持ち、リユナイテッドですべてのリゾネイターに赤のレガリア分の打点上昇とディファイエントを与えます。自身がレガリアでもあるため最低でもディファイエント1を獲得します。
他にリゾネイターがいる状態でブレークソロウにて伏羲をコピーすると、ディファイエントが重複するためレガリア1つにつき2回攻撃回数が増えます。ドラゴンエンブレムが1つでもあれば1回目の攻撃で2つ目を獲得しヴァーミリオンエンブレムを取得、2回目の攻撃で片方のエンブレムを獲得しつつ赤のレガリアを出して1ドローができ、攻撃回数が2回増えるので無限アタック無限ドローとなります。
それでなくとも飛翔持ちのワイバーンや高いステータスを持つ玄武などが複数回攻撃できるようになるため非常に強力です。
「Lady Nüwa's Karakuri Steam Dragons」
カラクリドラゴン。攻撃時に炎のエンブレムを持っていれば打点上昇、水のエンブレムがあれば飛翔付与される誘発と、任意のエンブレム2つを破棄して選別2を行う条件能力を持ち、自分のエンド時に炎か水のエンブレムを獲得し、ヴァーミリオンのエンブレムがあれば自身のコピートークンを作る名称ターン1の誘発能力を得ます。
性能は悪くないものの、属性指定コストの都合上レガリアを2枚捨てても1コスト必要であり、素の打点の低さも少し気になります。攻撃時の打点上昇やコピートークンの生成は伏羲のディファイエントと相性がいいので、中盤以降にワンショットを狙う目的ではそれなりに優秀です。序盤はコストに充ててよさそうです。
「Zhenwu, Dragonborn Lord」
玄武。非常に優秀な3つのキーワードに加え、自分のリゾネイターが手札に戻らなくなる常時能力、好きなカードを2枚手札に加える参戦を持ちます。ドラコニックタイズの付与は女媧と被るため基本的には無意味です。
参戦により任意のカードを探せるため幅広いゲームメイクが可能です。デッキ等からカードを探す際は明示されている場合を除き同名カードを探すことができないというルールがヒーロークラスタ終盤で追加されましたが、非公開サーチの場合は例外的に同名カードもサーチできます。そのため参戦でのサーチ先を一枚玄武にしておくことで安定して後続を用意することができます。
「Claimed by the Depths」
クレーム。リゾネイターやレガリアを破棄させ、ドローとボトム3枚のエクスペルを行う詠唱。
瞬動がないことで、MP03で増えたイージス持ちのリゾネイターを除去できます。ブロークンシールのような破壊不能持ちのメタカード対策にも便利。
「Dragon Flame Enters the Game of Gods」
ドラゴンフレイムエンターザゲーム。略しても長い。相手生物1体の能力を失わせてドラゴンパワー分のダメージを与えるモードと、味方生物1体にドラゴンパワー分のバフを与えるモードを持ち、フォースレゾナンスにより1コストでプレイでき、両方のモードを同時選択できます。
除去能力については対象に取ってはおらず能力を失わせてからダメージを与えるため障壁や破壊不能にも対処できます。
女媧によりターンが経過するだけでドラゴンパワーが増えていくため、非常に高いパフォーマンスを発揮してくれます。ゲームが長引いた場合にはこれによる強化で4000オーバーのダメージも狙えます。
「Cursed Mirror of the Snake」
ミラー。は最序盤は手札をコストに使用できるカウンター。
環境の高速化に伴い今まで以上に需要が上がっています。
「Amon's Collar of Punishment」
パニッシュメント。いずれかのプレイヤーがダメージを受けていればコスト軽減され、装備先にATK上昇と迅速を付与し、各ターン2度目の呪文をプレイするとトークン生成しそのトークンに装備される誘発能力を持ちます。
トゥアームズや玄武からサーチし、迅速付与によるワンショットを狙うのに利用します。
「The Midnight Gryphon, Pirate Ship」
グリフォン。レイド能力により1コストでプレイでき、トークンを2体ばらまきながら迅速600点でアタックし、実質的な手札を増やしてくれます。
玄武がいる状態でリゾネイター化すればレイドにより手札に戻るデメリットを帳消しにできます。戻ったとしても不要になった時点でドラゴンのコストに充てられるほか、迅速パンチによりダメージを与えることでパニッシュメントのコストを軽減してくれるなど全体的なシナジーは多いです。
一応ですがリゾネイター化したこのカードを対象にブレークソロウをプレイすることもできます。その場合はリゾネイター化していないこのカードのコピーとしてリゾネイターが場に出ることになり、参戦によるトークン2体も同様のため無限にトークンが出ます。それらのトークンもグリフォン扱いなので基本的にそのターンにモビライズすることはできず、そもそも強制的な無限ループになってしまうので止める手段がなければ敗北扱いとなってしまうので基本的には非推奨です。
「Broken Seal of Yomidgard」
ブロークンシール。相手の参戦を封じるチェイス不可、破壊不能のレガリア。間違えやすいですがJルーラーの参戦は誘発します。
参戦を封じることの強さはもちろんのこと、無色のため女媧で回収はできませんがレガリアなのでドラコニックタイズのコストにも利用できます。
青赤で固めましょう。といいつつドラゴンのプレイには基本的に色を要求されなくなるので、採用カード次第では3色目をタッチしたり、青赤どちらかを薄くして他の色との2色メインにするのも有りです。
とはいえトリニティクラスタで一気に最強色になった青と、ルーラーと相性のいいカードの多い赤をあえて抜くメリットは薄いと思うので、やるなら3色目のタッチ程度だと思います。
サイドは環境次第で大きく変わるため、一部のみ解説します。
「Resurrected Epiphanic Priests」
障壁持ちに対して900点のダメージをぶつける除去。ミラージュスピリットやアラバスタ相手に。MP03で増えたイージスには当たらないため使い勝手は少し落ちるものの依然としてこれがないと対処の厳しいメタカードは多いです。
アテンダンスでヒットするので環境次第ではメインでの採用も有りです。
「Two Friends and a Cat」
リゾネイターへの火力+おまけの顔面火力か、デッキ、手札、墓地、除外の4エリア間でのカードの移動をエクスペルに置換するモード呪文。スタックはまず使いません。
墓地対策としてはレガリアでもあるシャードも候補ですが、ロキのように通常の墓地メタが通用しない相手にも効いたり、サーチ等にも刺さるため差別化できます。
レガリアとドラゴンをため込み一気に展開して致死量の攻撃を叩き込みます。
魔石やウィルコインが合計2つある状態ならレガリア2枚でプレイできる玄武や伏羲により盤面を作り、トゥアームズや玄武からサーチしたグリフォン、パニッシュメントにより迅速付与して伏羲のディファイエントで連続攻撃をするのが基本となります。
玄武のサーチが非常に万能なため、相手のメタカードを乗り越える手段やワンショット以外の戦い方も柔軟に選択できます。ドラフレエンターザゲームのダメージやバフ上昇値もターンの経過に伴い上昇していくので、常に緊張感を与えるようなプレイを意識しましょう。
玄武と赤のレガリアを含む適当なレガリア2枚があれば、以下の手順で後1からでもワンショットを狙えます。
レガリアを捨て玄武をプレイ、伏羲と適当なレガリアサーチ
女媧のレスト能力で墓地のレガリア回収
回収、サーチしたレガリアを捨て伏羲をプレイ
トゥアームズからパニッシュメントをサーチ、ハードキャストで伏羲に装備
攻撃ごとにエンブレム獲得、2種類破棄して獲得したヴァーミリオンを破棄してドローと攻撃回数追加を繰り返す 5回ほど攻撃可能
これ以外にも豊富なルートで4000オーバーのダメージを狙うことができるので、サーチ手段と併せて適切なプレイを覚えていきましょう。
今回は採用しなかったものの採用を検討できるカードについていくつか紹介しようと思います。
「Spirits of the Crimson Moon」
手札の白のカードを除外することでもプレイできる、非生物除去の参戦を持つリゾネイター。
エンジェリックシールの除去という観点で見ればメタルライフフォームのマーメイドも候補ですが、こちらはアテンダンスにヒットする点が高評価です。もちろんエンジェリックシールが置かれているときは代替コストでプレイしても着地しないため、白ウィルが必要になるので一長一短ではあります。
「Metal Helix」
デッキから青のカードと赤のカードを1枚ずつ除外し、青のカード1枚につき1ドロー、赤1枚につき相手盤面全体に500ダメージを与える瞬動付きの詠唱。青赤のカードを2枚除外すれば1000点と2ドローになり、玄武や伏羲など青赤のカードが豊富なため使いやすいです。
こちら側が使われるとつらい、対策となるようなカードと、それらを使われた際の対処法についていくつか紹介します。
「Alabaster Spellweaver Shaman」
「Spirit of the Mirage Ruins」
「Angelic Seal of Yomidgard」
コスト軽減や踏み倒しでの着地を咎めるメタカード群。今までの顔ぶれにアディションのエンジェリックシールが加わりました。
リゾネイターに対してはドラフレエンターザゲームやプリースト等で対処できます。エンジェリックシールを除去する手段はかなり限られているので、ダマスカスムーンで無効化したり、3色目をタッチするなどして対応しましょう。
「Engraved Rune of the Setting Sun」
基本的に1ターン限りですが、ソロモードだと装備品以外のレガリアすべてを無効化するアディション。
伏羲や玄武など、キーカードのほとんどがレガリアのため大きく影響を受けてしまいます。サイドから飛んでくるうえにアンタッチャブル持ちですのでほぼ確実に1ターンスキップされてしまいます。
やはりダマスカスムーンにて無効化するのが一番手っ取り早い手段です。除去耐性は特にないのでアディション破壊を入れても良さそうです。
このデッキと相対した場合の立ち回りや意識したいことについて記載します。ほかの項目もそうですがあくまで筆者個人の考えですので鵜吞みにしすぎないようにお願いいたします(責任回避)
・サーチや参戦を止める
サーチを封じる黒魔女や参戦を誘発させなくするブロークンシールなどで玄武の参戦やルーンによるサーチを不発にすることでリソースを削っていくことができればかなり戦いやすくなります。
先述のとおりアラバスターやスピリットによりドラコニックタイズのプレイを許さないのも非常に効果的です。
・相打ちの取れるブロッカーを用意する
パニッシュメントも伏羲も上昇量は大きいもののATKのみ。DEFは上がらないので相打ちが取れるようなブロッカーを立てれば思うように攻撃ができなくなります。消耗戦に持ち込んでも有利が見込めるなら2体以上で打ち取る形でも良さそうです。
伏羲コンボのデッキ紹介は以上となります。豊富なサーチ手段と攻撃的な能力によりかなり安定して攻撃を仕掛けることができ、対応力も非常に高いためワンショット性能の高いコントロールのような振る舞いができることが特徴です。
レガリア、墓地回収、踏み倒し、サーチ等刺さるメタカードが非常に多いため、単純にコンボを狙うだけではなく柔軟にメタを乗り越えるプレイスキルも要求される、非常にやりがいのあるコンボデッキなので興味がある方はぜひお試しください。
以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
