ゆくゆくは管理職へ

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介護実務者研修は2012年4月にスタートした資格で、介護職として働く方が介護に関する幅広い知識や技術を修得する研修です。2013年に介護資格は「実務者研修」へと統一され、ホームヘルパーといったかつての介護資格は廃止されました。それまで色々と分かり難い部分のあった介護資格をシンプルにすることで、介護に携わる職員がより専門的な知識や技術を効率よく習得できるように設置された研修が、介護実務者研修と言えるでしょう。2017年からは、この実務者研修の修了と3年以上の実務経験が、介護福祉士試験受験の受験資格となっています。

 


介護実務者研修は、特に受講の制限等はされていません。研修では介護現場で即戦力として活躍できるカリキュラムが組まれていますが、他に介護資格を持ち合わせていない方ならば、総受講時間として450時間以上が必須となっています。しかし、すでに取得している介護資格があれば、免除制度が設けられているのが特徴です。

 


初任者研修と呼ばれる介護の基礎カリキュラムを修了している方であれば、実務者研修の必須カリキュラムの450時間中の130時間分が免除されます。そのため、介護実務者研修の受講の前にいきなり介護実務者研修を受講せずに、初任者研修を先に学びたい方も存在しているのです。

 


しかし、実務者研修を修了することで、「サービス提供責任者」と呼ばれる管理職になることができます。実は、初任者研修を修了していてもサービス提供責任者になることは可能なのですが、実務経験が3年間必要なことやケアマネージャーとしての介護報酬が30%も減算となってしまうので、介護の仕事に就くことを考えている方であれば介護実務者研修の受講がおすすめだと言えるでしょう。

訪問介護の仕事の主役となるのは個々の実務者であるヘルパーではありますが、ヘルパーをまとめる管理者ポジションとしてサービス提供責任者と呼ばれる職業があります。

サービス提供責任者は介護サービスを行うにあたり、利用者本人及びその家族と話をするところから仕事が始まります。どのような介護がどのくらい必要かや、個々の利用者のニーズを聞き出し、それに基づいて適した人員を配置します。同時に計画について利用者への確認、同意が得られれば、訪問介護がスタートします。

サービス提供責任者の主な仕事は一般企業における営業職のようなもので、管理職として仕事の大きな部分での合意を取り、その計画に基づいて細かな部分を決めていきます。ただし多くのサービス提供責任者は現場のリーダーとしての仕事も兼務しており、シフトを組むことや、ヘルパー不在時の穴埋めなども行います。

サービス提供責任者になるためにはいくつか条件があり、介護福祉士の資格を保有していることや実務者研修を修了していることなどがあります。多くは現場でヘルパーとして経験を積み、長年携わり実務を熟知した上でステップアップをしてサービス提供責任者になることができます。指示をする側に回るのですから、現場で働くヘルパーに対してきっちりと考えを述べられることや、上司として信頼を得ることが仕事の成功には不可欠となりますし、介護サービスの最終責任者としてフォローを行わなければなりません。事業所の売り上げを上げるための行動も伴いますので、介護の仕事に就くまでに営業職などの経験がある場合は使えるキャリアとなるでしょう。

介護職でのキャリアアップを考えている方に読んでほしいサイト→→→サービス提供責任者のやりがい