ひとまず槙田紗子、活動休止前ラストフライト、無事に終了。

細かくは後で書きたいと思っているけれど、とにかく最近ではまれに見る、すばらしい出来のさこだったし、とにかくよく笑って、自分が泣かずに周りが泣いて、それをさこ自身はにっこにこしながら見ていてなんていう、幸福なフライトでございました。


それはそれとして。

卒業じゃなくて活動休止だから、大々的に祝うのは違うのだけれど、それでも何かしらやって、さこのいい思い出になれば、なんて。

そんな思いで、ちょっとした企画を行いました。


たいしたことはしていないけれど、一応立ち上げから撤収まで一通り立会い、その中で実に多くの皆様にご協力を頂きましたゆえ、いや、そんなこたあまあ置いといて、純粋に記録に残しておきたいなあ、と思い、一記事書いておきます。


あくまで、企画関係者としてのオフィシャルな記事ではなく、一個人として、責任のない立場での、ということでご容赦願います。

また、お写真は知り合いのかたがた撮影のものをちょこちょこ勝手に掲載させていただきますし、顔は載せませんが皆さんのお名前は書かせていただきますのでその点もお許しください。


1.はじまり


4月4日@六本木EXシアター、槙田紗子、体調不良による無期限の活動休止、発表。

フライト終了後に、荷物を預けた所長さん(黄。以下、それぞれの名前の色を変えるとか面倒なので、ぱっせんに関しては推しをこのように括弧書きで色で記します)の車に集まったいつもの黄緑3バカトリオ、いはらさん、まさるさん、僕。


発表内容を受け入れられなくて呆然としていたり、受け入れてとりあえず面会を買い増ししてみたり、最後までにどのくらい金がかかるのかそろばんはじいてたり、あーだこーだやっているうちに、5月31日、なにかしなくちゃね、という話になり。

まあ、サイリウムと花、メッセージカードかぁ、活動休止だよな、卒業じゃないし、華々しくできないね、どーするかね…


で、PASSPO☆界隈で、生誕祭をやるときなどに本陣として利用するグルっぽを、企画責任者たるいはらさんが開設したのが1週間後の11日。

タイトルも、卒業でもないしどうしようか、なんて相談の末、「2015.5.31 槙田紗子企画」という当たり障りのないものにして。

カンパを集めだしたのも同じく11日、カルチャーズ劇場にて。

このあたりからなんとなくはじめました。


2.ないようけってい


メッセージカードは先行して、18日にはもう刷り上っていて、集める作業をを始めていたのだけれど、それ以外は11日および18日のTIF開催決定ライブ@六本木ニコファーレのあとくらいに前述3バカやねっしーさん(赤)、たくおさん(水色…橙?)などと相談の上、練り上げて。


26日にはっちゃけバスツアーの面々を大阪帰りの何人かで送り出した後、プラチナム近くのジョナサンにて、黄緑有志ほかを集めての企画会議。

ここで大筋が確定したのかな。


3.じっしないよう


ここがこの記事のメインになりますかね。


まったくオフィシャルな話ではないのですが、個人的には、今回のコンセプトとしては、

・さこをアイドルにする

・みんながさこを待っている、みんなが必要としていることを伝え、自信をつけさせる

・アイドル人生のひとまずの終わりに、最高の景色を見せて、思い出を作る

こんなことを考えてました。

とはいえ、あんまり待っていることを強調しても、さこの負担になるよね、なんてことは散々3バカで話していたけれど。


いち、メッセージカード


いはらさん発案の元、たくおさんがデザイン作成、発注。



4月4日の集合写真かな、くるくるしているやつ。

各クルーの写真に、それぞれの色の星がついているんですね。


メッセージカードをまとめて入れるアルバムは、しゃしゃりなさん(黄緑)作成。





Truly衣装仕様ですね。

さこが一番好きだった衣装なんだとか。

パッセンとしては、その薄さと袖の短さゆえ、エr(ry、評判ですね、はい。

こういうのはやっぱり女の子に任せて正解。ほんとうにかわいい仕上がりで。



ずっとずっと一緒だから。さこの代表曲「I」の歌詞ですね。

今回の企画は、とかく「I」の歌詞をよく使っています。

さこの畢竟の名作、代表曲中の代表曲、PASSPO☆全体のことを歌っていると同時に、とくにここ1年オーバーくらいかな、ずっとのたうちまわり戦ってきたさこによく似合う曲で、テーマソングでもあり。


主語はあえて「私たち」。黄緑はじめ、パッセンがみんな、ずっと一緒にいるから、という意味をこめたとのこと。


メッセージカードならびにカンパ集めを行った黄緑の皆様、お疲れ様でした。

ご協力いただいたほかの色の皆様、ありがとうございまきた。


に、スタンド花


生誕祭を行ってからたったの半年での今回のお話、そんな中で、いくらうんうん悩んでも、スタンド花のアイデア、出てこなかったんですね。

で、Beef or chicken?の発売日である5月13日に、まったくノープランのまま、前回生誕祭のスタンド花も作成していただいた、めじろ台のお花屋・ルッホさん(http://www.flower-lujo.com/ )へ。


すでに前回生誕時にもいはらさんとお店の方、さこについての話はしていたものだから、今回は昨年の生誕の後から事の顛末までをはじめとし、2時間以上しゃべって、たくさんさこを褒めていただいて(かわいい、休止しちゃうのもったいない)、悪い気しなくて、

それはとにかく、方向性として出たのは、

「さこのやってきたこと、やっていくこと、好きなもの、すべて詰め込んでしまおう」ということ。


で、完成品。



HONEY DISH衣装で表現したさこの周りに、いろんなパーツを配置。

音符と本人の衣装で、アイドルを表現してます。



ギターと、溺愛中の愛犬・ルーシー。

そして、クルーの色を8本集めた(ねぎちゃんは安定の「黒」です)ボールペンは、さこがモノマガジンさんの連載「いってきまきた、やってみまきた」で取材に行ってきた、ゼブラ社の「サラサ」。

書き味、いいんすよね。僕も手紙書くときに愛用してます(何の話だ)。



上述のボールペンと、このノートをかたどったボードで、作詞や文筆業といったものを表現してみました。

ボードはきょんさん(黄緑)作成。

背景は、これまでPASSPO☆が出してきた作品のジャケット写真。

ちょっと写真では字が小さくて申し訳ないのだけれど、左側はさこがぱすぽになってからこれまでの日々を表現(2314日、数字で表すとえらい長いわね)、右側は、ここでも「I」の歌詞の英訳ですね。


2009年からあっというまのEveryday

悩みもがいても言い訳だけはしなかったよ

喜怒哀楽をともに築いたFamily

ずっとずっと一緒だから…

もっともっと強くなるから…


実は、向かって左側に、ひっそりとパクチーも仕込んでます。

今回入れなかったのは、最近さこがはまってるビールくらいかな。バドワイザーの空き缶でも仕込みます?なんて話もしたけれど、諸般の事情で断念。


黄緑だと、要は草の色なわけで、ともすれば非常にわびしいスタンド花になってしまって難しいのだけれど、こんなにきれいにしてもらえて、ほんと、ルッホさんには感謝でございます。


さん、うちわ


さこが春ツアーのMCで、「アイドルになったらジャニーズみたいにうちわを振ってもらえると思ってた」なんて話をしていたんですね。

それで3バカとたくおさんで悪だくみして、すでにツアー中に大きなうちわは掲げてみたりしたのだけれど。


どうせなら、さこを思い切り最後にアイドルにしてやろうぜ、というわけで、全員で最初に掲げるという、実はほかのところで使おうとしていた話をパクり(笑)、実施したものでございます。


たくおさんが発注を、けーごさん(白)がデザインを担当。



オープニングSE終わり、「PASSPO☆、テイクオフ!」のタイミングにあわせて、こちらの面をステージに向けて掲げてもらいました。



こっちはまあ、好きに使ってくださいというか(笑)。

私は当日に使いましたよ、序盤に。目を見開いてこっちは見ましたけどね、それだけでした(泣)

これにも、卒業したクルーも合わせて10色、使ってるんですよね。


よん、さいりうむ


黄緑サイリウム、2本使用。でらなんなんさん(http://www.deranan.com/ )秋葉原店にて仕入れ。

1本はもちろん本人の代表曲「I」にて。

もう1本はアンコール時に、暗闇の中で使用し、黄緑に染め上げてもらいました。

さこの好きなハロプロでは、生誕企画等でよくアンコール時にサイリウムを点灯するそうで、それと同じようにやればさこも悪い気はしないだろ、なんて思いで。



サイリウム2本に巻いた注意書きはこんな具合。文章案は3バカ、作成はこれもたくおさん。



はい、本番ではこんな具合でした。ちゃんと舞台照明も黄緑ですね。

以下、フライト中画像はせろりんくん(橙)撮影のものを使わせていただいています。


ご、横断幕


アンコールでのさこのコメント終了後に、最前列にて展開。

メッセージ内容はこれも「I」の歌詞をもじったもの。

帰ってくるかどうかなんてのは誰にもわからないけれど、公式としてはあくまでしばしのお別れ、復帰前提でのお休みということで、こんなものにしました。


ねっしーさんを通じ、知り合いのをたくさんが業者に発注。

僕、いちおうの担当者だったんですが、はい、全部やってもらっちゃいました(笑)。


ろく、花束


実はすでに、今年のなおみさん生誕企画パート2で、折り紙で作った赤いバラの花束を本人に直渡しするというのをやっていたんですが。

それのパワーアップバージョンということで実施しました。けーごさん作。製作期間1ヶ月とか。。。ホント、感謝。



黄緑のバラを35本に、クルーそれぞれ、9色のバラを中央に。



左側のエンブレムにはやっぱり「I」の歌詞、右側は横断幕文句とおなじものですね。



こんな感じでいはらさんより直渡し。

当初、あんな性格のさこだから、こっちに気づかなかったらどうしようねえなんて相談していたものだけれど、案外すぐ気づいてくれて、よかったよかった。



気に入ってくれただろうかね。

ちなみに、クルーが花束をとてもにおっていたのだけれど、これは、折り紙のバラに、ちゃんとバラの香りをつけていたからだとのこと。


4.準備・当日


サイリウム2本と説明書きを巻き巻きする作業のスペース、および備品の前日までの保管場所は、所長さん・こむねちゃんさん(赤)夫妻のおうちをお借りしました。

お二人には当日の現地への運搬までしていただいて。

というのも、3バカ、そんな大量のものが置けたり大勢で作業できたりなんておうちには住んでいないんです(そもそも2バカは東京から遠く離れたところに住んでいるし)。

サイリウムの店から所長さん邸への搬入は、音無くん(黄)に運転をしてもらいました。


運転手ってつらいんですよね。なにがって。お酒が呑めない(泣)

おじさんたちには重要な問題なんです!だって、サイリウム巻くのも、呑みながらやるし(笑)。

だから引き受けていただいた方々には、最大限に感謝なんです。


巻き巻き作業は5月25日、PASSPO☆の脱皮発売記念イベントの後に行いました。

3バカと前述所長さん、こむねちゃんさん、ねっしーさん、たくおさん、けーごさん、音無くんのほか、たかくん(黄緑)、竹蔵(黄緑…?ゆふぃすと)、茶鍵さん(白)、大田さん(黄)、あさひちゃん(黄)、えみちゃん(赤)…

2歩歩いたら忘れる鶏以下の頭ゆえ、抜けがあったらごめんなさい。

こんな具合で、めちゃくちゃ多くの、しかもほかの色の皆様にもご協力を頂きました。


で、5月31日、赤坂BLITZでも、たくさんの黄緑のほか、いろんな色のいろんな方々にも全面協力を頂いて。

てか、当日、さこの接触が長すぎて、配布作業までに終わらず、3バカはあまり働いていないのよね(笑)。

当日入場され、企画の遂行にご協力いただいたすべてのパッセンの皆様、ならびに企画にご協力いただいたPASSPO☆スタッフの皆様にも、とにかく感謝の一言です。

この先、どう恩をお返しすればよいのやら。ほんと、何でも申し付けてください、って気持ちです。


5.おわりに


さこが喜んでくれたなら、もうそれですべてよかったなと。

新たな道へ進むさこの力に少しでもなれたら、いい思い出になったら、それですべてよかったなと。

そうなってくれていることを願ってます。


こんなところで感謝すればいいってものではないのですが、一人の黄緑パッセンとして、ご協力いただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございまきた、そして、おつかれさまきた。