アイドル的に言うところの、僕の青春時代は、AKB48の初代チームBだった。
さらにフォーカスするなら、菊地彩香が一度いなくなってから、菊地あやかが戻ってくるまでの1年半が、一番の青春時代だったような気がする。
初代チームBが終わって、はーちゃんが最初のチーム移籍を果たして、青春が明確に終わった。

青春という言葉ばかりが有名だが、この元となった中国の五行思想では、青春のあとには朱夏が控えているという。

僕の朱夏時代、というとなにか違和感はあるわけだが。
間違いなく、PASSPO☆であるわけで。
とりわけ、最初の台湾からかな、個人的にはあそこから本当の本当に火がついたというか、トップギアに入ったというか。

朱い夏は間もなく終わるんだなあ、と。
気がつけば1カ月を切っている。

何十人を相手にしている彼女には申し訳ないのだけれど、こちらのエゴなのだけれど、最後の1カ月は本当に全力で、遠慮なくぶつかって行きたい。
何もかも出し尽くして、安心して6月を迎えられるようにしたい。

手始めに、4月・5月の面会で、今までよりは強く踏み込み、また、手紙も書いてもらって、内容的にはさこがなかなかに踏み込んで来てくれたもので。
ここに書くような内容のことではないけれど。
でも、ちゃんと、4年半、それなりに彼女を追いかけてこられたかな、と。

次に控えるのは白い秋、白秋。
もう、青い若さや熱すぎる夏のように、何もかもを燃やしつくすように臨むこともありますまい。

ラストラウンド、ゴングが鳴った。
あと1カ月。