まあ体調崩したって否応なしに仕事は降ってくるわけなので、完調になってなかろうとなんとかだましだまし乗り切ってほしいと思う。槙田さん。
そんな僕は足首ひねりました。土曜に段差に気づかず、ズゴッと。
今日になって、少々痛いっす。

・SUMMER SONIC 2014 day2@QVCマリンフィールド・幕張メッセ

追いかけて、追いかけて、追いかけて幕張。

意味もなく9時ごろ着。
散歩して、Tシャツ買って、タコライス食って、呑んで。

・パスピエ
オープニングアクトだけあって、人がよく集まってた。
お姉ちゃんの声が甲高くて、なんだかね。
趣味じゃないと言ってしまえばそれまでだけど、なんかサカナクションのアイデンティティっぽい曲あり、ああ、流行りものだなあと思ったのは思った。

・THE ORWELLS
ヴォーカル、必勝ハチマキして登場。
「文化祭のために組んだ高校生バンドみたい」とは、一緒にいた友人の評だけれど。
高校生バンドにしては当然、とても力強くとてもガチャガチャ弾く。その中で、ヴォーカルが狂ったようにふらふらしてる。
若いなあ、と。

原始的すぎるガレージロックバンド。
もっとテンポ早めでこのくらいシンプルにやってくれると本当に好みなんだけれど。

・CIRCA WAVES
美しくジャカジャカ弾くギターロックバンド。
夏の海が似合いそうな。

ギターのアンプが壊れちまって、その処置に10分ほど費やしていて、可哀想だったけどね。
演奏は若いにもかかわらず安定しているし、また聞きたいと思ったなあ。

そのまんま、ふらふらして、ガーデンステージ近く行って、友人の友人(非ヲタ)に混ぜてもらって、一休み。
ベビメタとNegiccoは門外漢なんですよねえ、PO☆なら案内出来るんですが…

で、戦場へ。

・lyrical school
あんまりマイク通らなくて可哀想だった。
まあ、TIFのほうが出来がよかったかなあ、とは。滑らかさと全体に漂うノリが。まあ、TIFの出来が、魔法みたいなものだったのかもしれない。

それでもFRESH!!!はとても夏であったし、そりゃ夏だ!と言われれば夏なのである。
個人的にゃあプリンセスぅが好き。え、やっぱり黒髪ロングじゃないかって?
最近は黒髪にはさほど、こだわりはないのだけれど。
でもまこしゃまは今の茶髪は似合わないと思う(話がずれている)。

・ひめキュンフルーツ缶
まいまい、髪伸びたなあ、と。

どこ行ってもひめキュンはひめキュンというか。
スプリントならきっちりハードな3曲で締める。
こういうふうにPO☆にもやってほしいという未練は未だにあるのだけれど、それはもう方向性が違うんだというのもわかってはいる。
本質的にはひめキュンのほうが、僕には合っているんだろうなあ。

全員、相変わらずのハードワークっぷり、一陣の風でございました。

・つりビット
踊ろよフィッシュと真夏の天体観測を、この夏の間にもう一度見られるとは思っていなかったなあ。
とても良い曲です。

初めて間近で見た感想としては、好みは緑かなあ、と。

・夢みるアドレセンス
ゆうみんが不在できょうたんが膝の怪我で踊れず、「3.5人」で臨んだサマソニ。
その分煽り続けるきょうたんが、逆に悲哀を醸し出していたりして。

迫力とかそういうので勝負しているグループでなかったことが救いだったけれど、踊る3人、特にフォーメーション変更もせず、だからなんだかさみしい出来ではあったわな。
仕方のないことではあるのだけれど。
まあ、サマソニに来る客に対してどうこうというグループでもないだろうし。

・X21
可愛いなあ、みんな可愛いなあ、って、それだけなのだけれど。
出来る子と出来ない子の差が激しいので、真面目に何度も見て分析するのもそれはそれで楽しいかもしれない、ってそれ、AKBさん見ている時と同じか。
まあ、寄せ集めて歌って踊ってをまさしくやらされているだけだろうしなあ、と。

何人、生き残るんだろうなあ、って考えると、もののあはれというか(意味不明)。

・PASSPO☆
アイドルヲタク相手に少女飛行は効果を発揮すると思うけれど。誰でも知っている曲として。
サマソニの客なんぞ少女飛行なんか知らんのだから、よほどの意図を持っていなければ、やる意味もないと思うのだけれど。
しかもしょっぱなで。

少女飛行、夏空HANABI、向日葵。
まあ、もちろん仕事はしていたし、3曲で爪痕を残せってのも無理難題なのだけれど。
それにしても、ねえ。
3曲で何か強烈なものをというのも難しい(例えばNegiccoのように、客をラインダンスさせて、体感もしくは視覚に訴えるとかすれば、また別なのだろうけれど)ので、MCきっちり入れて情報を流すというのも、ひとつの戦略ではあるのかもしれないけれどね。

槙田さんは調子よくなさそうだったなあ。
出て来た時も、ヲタクを見てはちょっと不安げな表情を浮かべ。
周りもアイドルさんしかいない中で、不安になっている場合じゃないとは思うのだけれど。

まあ、今度出るときは、もう少し枠をもらえればいいな、と思う、けれど。
ところで、無題ってフェス向けだと思うのだけれど、なんでやらないんだ?

メシと酒、かっ食らって。

・リッチー・サンボラ
2,3曲しか聞けなかったんですけどね。名曲やってましたね。
でも、前日かな?に巨人戦見てきたって理由で、なぜか村田ユニとキャップ。
マリンで巨人ユニ。
まあ、もちろん大物感たっぷりでしたよ。

・アヴリル・ラヴィーン
パッセンだったら飽きるくらい聞いているんだよね、アヴリルさん。
冒頭から和太鼓に乗せてなんだかカワイイを連呼していて、周りの女の子はそんなアヴリルさんを見てカワイイを連呼してたわな。
あとは名曲連発。

ロックエンジェル、ロックプリンセス、ロックアイドル。
そんな言葉がピタリと当てはまるような存在。
もちろん声量は伊達じゃないんだけれどね。まあなんつーか、このレベルになると存在感がね。

泣いてる女の子がしょっちゅう、モニターに映ってたな。
憧れなんだろうな、みんなの。アイドルだよなあ。

・クイーン+アダム・ランバート
始まるまでの神々しさ、形式美というか、そういうものが半端じゃない。
まあ、はっきり言って、人生の中でひと目見られただけでひとつの思い出というか。
まさしく、大英帝国の誇り。

メイさん元気だったねえ。もうおじいちゃんなのに。
まあ、数曲しか聞かなかったのだけれど。

・クラフトワーク
バックの映像を見るために、3Dメガネをかけるというのだけれど、配っている場所がわからなくて、聞いたら、ホールの外、建物の入り口付近で配布とのこと。
始まるまでその時点で3分だったから、全速力で走ったよね。

代表曲を昔から最新のツールドフランスまで並べる構成。Radioactivityは、坂本龍一氏の早い回復をお祈りしますなんて言って、その氏が日本語詞を作った、福島スペシャルでの演奏。

背後で使っているPVは昔からのもの、ドット絵だったり古めかしい絵柄だったり、新しさは感じないのだけれど、3D。浮き上がってくる。
お得意の、視覚と聴覚の完全なる調和。話には聞いていたけれど、実際に体感してお口あんぐり。

その中で、4つのデスク(に設置されたPC、かと思ったら、今回、載っていなかったそうで)に向き合って、ひたすら淡々と演奏?する、ドイツのおっさん4人。
スピーカーが揺らす空気、その振動がそのまま終始、身体をドコンドコン揺らして。

なにかもう、筆舌に尽くしがたい、すさまじい体感だった。
総合的に格好良過ぎる。ダンスフロアだったなあ。ホントに。
衝撃。
とにかくPASSPO☆さんに感謝したね。サマソニに連れてきてくれて、そのおかげでクラフトワーク見られて。

なんなんだあのおっさんたち。


そして片山さんもラストダンス。
人生でおそらく最後の東京ドーム。
楽しんでくれればいいなあと思う。最高の片山陽加、出せていたらいいなあと思う。